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(回答先: テロ制止へ武器使用…イラク派遣陸自「基準」【読売新聞】 投稿者 荷電粒子 日時 2003 年 11 月 13 日 06:52:28)
イラク南部の都市ナシリヤでテロに遭ったイタリア軍が展開する地域は、イラク復興支援特措法に基づき日本政府が自衛隊派遣候補地として準備を進めているサマワの東約100キロの地点だ。これまで南部一帯は比較的治安が安定しているとされていた上、米軍以外の国に攻撃の対象が拡大したことに防衛庁内に衝撃が広がった。
ナシリヤではイタリア軍とルーマニア軍が治安維持や道路整備などの復興に当たっている。一部住民にイタリア兵の態度に対する不満があったものの、これまで大きなトラブルはなかったという。ある防衛庁幹部は「今回のテロだけでイラク南部が危険とは言えない。ただ米軍への協力者はイラク人、外国人に関係なく標的になりつつある」と指摘する。
最近では、手製爆弾で待ち伏せ攻撃をしたり、対空ミサイルでヘリを撃墜するなど攻撃は計画的・組織的になっている。今回のイタリア軍への攻撃は自動車による自爆テロの可能性が高い。
防衛庁は陸上自衛隊を派遣する場合には、車両による自爆テロ対策として肩撃ち式の対戦車弾などを海外の活動では初めて携行する方針だ。
しかし、ある陸自自衛官は「イラクでは救急車までが自爆テロに使われている。接近してきた車にテロリストが乗っているのかどうか、見分けるのは困難。イラクの現状では自爆テロ対策にも限界がある」と話した。