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(回答先: 陸海空自と文民計1200人 イラク派遣計画閣議決定へ 【asahi.com 記事】 投稿者 クエスチョン 日時 2003 年 11 月 11 日 07:58:01)
代わりが以下
自衛隊派遣、閣議決定は特別国会後 野党の追及回避狙う 【asahi.com 記事】
政府・与党は、イラク復興支援特別措置法に基づく自衛隊派遣の大枠を決める基本計画の閣議決定を、19日に召集される予定の特別国会の閉会後に先送りする方針を決めた。イラク国内の治安悪化や総選挙で民主党が躍進したことを受け、特別国会での審議を避ける狙いからだ。政府は自衛隊と文民を年内に派遣する方針自体は変えておらず、野党から「国会軽視だ」などの批判を招きそうだ。
政府は自衛隊と文民を12月中旬から順次派遣するため、支援活動の基本方針や内容、実施区域、派遣部隊の規模や編成、装備や携行武器などを定める基本計画を14日にも閣議決定し、特別国会に報告する方向で準備を進めてきた。
しかし、イラクで米軍ヘリの撃墜などのテロが相次ぎ、治安はいっそう悪化している。野党各党は総選挙で、イラクへの自衛隊派遣反対をそろって強調し、躍進した民主党を中心に、特別国会でこの問題について本格的に審議するように求めている。
政府・与党内にも当初は一定の審議時間が必要と見て、特別国会での審議日数を確保する考え方もあった。だが、10日の与党幹事長・国対委員長会談では、特別国会を19日に召集し、会期は最低限の3日間にとどめ、イラク問題の審議はしない方針を確認。政府も、特別国会への報告を避けることにした。
福田官房長官は11日午前の記者会見で、閣議決定の時期について「何とも言えない。(基本計画の中身を)詰めきれてないと申し上げていい」と語った。また「何もなければ簡単に出せる。問題があるからこそ、慎重に対応する」と述べ、イラクの治安情勢を見極める方針を示した。
ただ、政府は日米同盟と国際貢献を重視する立場から、自衛隊派遣をイラク復興支援の大きな柱と位置づけており、今後も年内に派遣する方向で準備を進める方針だ。
イラク特措法は、(1)基本計画を閣議決定後、国会に報告(2)自衛隊を派遣後、20日以内か、国会閉会中は次の国会で承認を求める――との手続きを定めている。特別国会前の基本計画決定を見送れば、自衛隊派遣後の来年の通常国会まで、国会審議の機会が失われることになる。
政府は総選挙の期間中も、争点となるのを避けるため基本計画決定を見送っており、これに続く先送りになる。年内派遣の方針を変えず、手続きだけを先送りしているため、防衛庁でも「政府が責任をもって物事を進めようという姿勢がみられない」(幹部)との批判の声があがっている。 (11/11 11:44)
http://www.asahi.com/politics/update/1111/003.html