現在地 HOME > 掲示板 > 戦争42 > 1122.html ★阿修羅♪ |
|
(回答先: <米大統領> ロンドンで外交演説(毎日新聞) −「我々に選択肢は二つしかない。約束を守るか破るかだ。イラクの民主化は成功する」 投稿者 シジミ 日時 2003 年 11 月 20 日 04:59:47)
「民主化」がテイのよい「植民地化」であることは、昔のユル・ブリンナー主演の米ミュージカル映画『王様と私』を観ただけで分かる。「封建的な王家に文明の息吹を持ち込み----」などと当時解説されたが、王家に家庭教師として赴任した美女デボラ・カーを通して、イギリスがどうやってシャム(タイ)を植民地にして行ったか、フィクションではあるが、その手口がよく分かる教科書みたいな映画だった。
50年余り前のマッカーサー治下の日本も、同様に、巧みに頭を撫でなでされながら植民地化された。焦土の中の国民が、一種の抵抗運動として希望を抱いた1947年の「2.1ゼネスト」も、占領軍を解放軍と思い込んだ日本共産党の裏切りによって不発に終わった。以来、共産党は、スターリンの召使として、あるいは単なる『赤旗』拡張員として、民衆の真情から遠くへ遠くへと離れて今に至る。