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(回答先: 同時に理不尽な占領支配を受け入れない彼ら Re: 精神性の〜 投稿者 ファントムランチ 日時 2003 年 10 月 27 日 17:37:03)
ファントムランチさん、レスありがとうございます。
>池澤夏樹さんの イラク報告
http://homepage2.nifty.com/mekkie/peace/iraq/news/027.html
今回の攻撃は、インフラを徹底的に破壊(ベクテル等が復興事業を契約するため?)し、今後も当分破壊工作が続くと予想されるので、イラク人が戦前の生活を取り戻すのは容易ではないでしょう。それに、死んだ人も破壊された古代遺跡も、二度と戻りません。
>★日本的人情。もうすっかり廃れてしまったのかなぁ … 阪神大震災の後などには、
自然に沸き起こってくる助け合いの心や人情が垣間見られたんですけどね。
「日本的人情」を維持してきたインフラとして重要なものが、村の小学校・駐在さん・郵便局だと思います。今、学校は過疎化と少子化で統廃合され、駐在さん制度も廃止の方向。そして、最後に残った村の郵便局も、小泉改革の民営化(→外資化)が進めば、採算の取れない過疎地からは消滅するでしょう。
イラク復興支援を始めとして、税金を米国資本に吸い上げるために、公共機構への資本投下をぎりぎりまで削減する構造改革が進んでいます。
過疎地での犯罪多発による不安感の醸成も、地域社会の連帯感の破壊に一役買っています。
治安維持を名目に、中央集権的な警察国家体制を推進しても、地域住民の日常生活と、日々の生活のひだに織り込まれた人情は、守り育てることはできません。
「2005年までに日本を目茶目茶にするのが、国際金融マフィアのかねてからの目標!」とは、最近まで米国に長期滞在していた複数の日本人が、以前から警告しています。
地域共同体の破壊による国民の連帯感の破壊は、国際金融マフィアが推進するグローバリズムの精神的基盤作りには、是非とも必要なのでしょう。