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毎日新聞(10月21日付)「広がる“9.11陰謀論”独国民、米に懐疑心」は陰謀論についての無理解を晒している
http://www.asyura2.com/0311/war41/msg/620.html
投稿者 佐藤雅彦 日時 2003 年 10 月 22 日 05:02:25:FnBfYmHiv1JFs

(回答先: 記事全文を見たし。載ってると確認。「広がる9・11陰謀説」、毎日新聞10月21日朝刊、国際面 投稿者 木村愛二 日時 2003 年 10 月 21 日 20:45:02)

●私自身は、物事の説明はできるだけ合理的に、“怪力乱神を語らず”に
 考えるべきだ、と考えています。しかし多様な作業仮説が成り立ちうる
 のであれば、それらを先入観や無知や狭隘な固定観念で排除せずに、
 仮説としての有効性をとことん検討するべきだと思ってます。そういう
 信念から、AIDSについては「HIV=AIDSの単一特定病因」説に対抗しうる
 科学的に有力な仮説を、そして“狂牛病”については「感染性プリオン
 病因」説に対抗しうる生化学的病因仮説を、いずれも『サイバーX』で
 紹介したのでした。

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AIDSの虚像と真実 HIV単一病因説は間違っている!
 (サイバーX編集部 編;2002年 2月25日発売)
http://www.kohgakusha.co.jp/books/detail/4-87593-266-9
HIVだけがエイズの原因ではない。専門家は「HIV=AIDS特定病因」説の破綻や矛盾点を指摘し始めている。エイズ治療薬の知られざる致命的危険性、闘病の体力を支える栄養療法などに言及し、HIVの虚像と真実に迫る。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4875932669/
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狂牛病 プリオン病因説は間違っている!
 (サイバーX編集部 編;2001年12月18日発売)
http://www.kohgakusha.co.jp/books/detail/4-87593-259-6
狂牛病は伝染病ではない!異常プリオンも単なる結果であり、肉骨粉も原因ではない。狂牛病やnvCJDの真の原因は、土壌や空中の金属イオン異常であり、殺虫剤・農薬・産業廃棄物など由来のものだ!これらを除去しない限り、これからも"狂牛病"は発生し続ける。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4875932596/
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●日本では「陰謀」という言葉を聞くと、仮面ライダーの「ショッカー」みたい
 なものを連想して“幼児退行”する人々が多いわけですが、共謀による犯罪的
 秘密工作というのは現実に広範に存在していて、実際、そういうことを業務と
 して行なう役所というのも数多あるわけですから、これを「ない」と思い込む
 のは怠け者か、臆病者か、途方もない世間知らずというほかないでしょう。


●軍事や諜報の分野では、味方も(これには政府高官や自国民も当然含まれる)
 敵も欺く「陰謀」的な秘密計画や秘密工作はつきものです。作戦遂行上の
 欠かせない活動であり、ごくあたりまえの作戦要素でもあります。
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アングロアメリカ同盟諸国の役所(諜報機関)が政府高官や国民を騙して秘密裏に国際盗聴活動を続けていた手口については、ニッキー・ハーガー著の『シークレット・パワー:国際盗聴網エシェロンとUKUSA同盟の闇』(リベルタ出版)に詳細に記述されています。
・日本語版への著者序文 http://member.nifty.ne.jp/pub-liberta/syohyou/506.html
・訳注補遺 http://member.nifty.ne.jp/pub-liberta/506note.html
米英主導アングロサクソン5カ国による国際盗聴網「エシェロン」。あるときはその協力者であり、またあるときはその諜報標的ともされ、外交通信まで丸裸にされている日本… NZの果敢なジャーナリストの手で、米国との軍事同盟=国際盗聴同盟の闇が白日のもとにさらされた。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4947637811/
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●政治や軍事・諜報の領域で、状況を思惑通りで展開させる目的で「陰謀」が
 図られることはまったく珍しくありません。ただし、それが思惑通りに
 いくとは限りません。つまり、状況を操作するために「陰謀」を仕掛けた主体が、
 その状況を完全に掌握し、総括できるわけではないのです。たとえばウォーター
 ゲイト事件はニクソン政権が企てた政治「陰謀」だったわけですが、それを
 追跡したジャーナリズムが完全にこの陰謀を掌握できたかといえば、決して
 そうではありませんでした。正体が公表されていない「ディープスロート」と
 呼ばれる“インサイダー”が、この事件の追跡と報道を主導していた『ワシン
 トン・ポスト』紙の記者たちに情報の断片を投げ込んで誘導するという操作が
 行なわれていたわけです。これはニクソン“陣営”にとってまったく予想外の
 ことだったでしょうし、ジャーナリストたちもこうした多重的な操作の構図を
 完全に総括できるものではありません。そして「ディープスロート」自身も、
 こうした状況を完全にコントロールできたわけではないでしょう。

 つまり、政治的・軍事的なものだけでなく、人間社会一般にいえることでしょう
 が、事象の生起は単純で一元的な“因果関係”で起こっているとは限らず、
 「歴史」というのは複合的な相互作用のネットワークとして築き上げられて
 いくのだと思います。これは取りようによっては不可知論に陥る危険性も
 ありますが、むしろ現実のそうした複合性・多重性・相互作用性を意識しながら
 歴史を動態的に理解していくべきだと思うのです。

  とはいえ、そうした現実などおかまいなしに、やはり状況を思うがままに
 操ろうと目論んで「陰謀」的な秘密工作が行なわれることはあるわけです。


●こうした現実に対して、十分に合理的な「陰謀論」は、作業仮説としての存在
 意義と有効性を持ち得ると、私は考えます。「十分に合理的」というのは、
 事実を直視し、“オッカムの剃刀”の原則にのっとって無暗に“怪力乱神”を
 登場させず、歴史的・経験的な説明理論と矛盾しない、といった条件を満たす
 ものであると、とりあえず申し上げておきましょう。(これは思考態度として
 は非常に慎ましく保守的であるとさえ、言えると思います。)


●ついでに言えば、秘密工作を隠蔽するために、その存在をまったく否認しようと
 する方策ばかりでなく、偽情報をばらまいて秘密工作の「陰謀牲」を指摘する
 者たちの社会的信頼を貶める方策だって、人の世のつねとしてありふれている
 わけです。だから「陰謀」という普通名詞に“条件反射的”に反応して、それを
 真摯に検討せず頭ごなしに否定するのは、偽情報をばらまく連中の思惑に
 まんまとはまってしまう愚かな態度だと言わざるを得ません。

 ……まず疑え。しかし正しい方法で冷静に疑え。

 そうした方法的な懐疑こそ、真の「科学的」精神だったはずです。


●こうした意味において、これから紹介する毎日新聞のコラム記事は、蒙昧な
 固定観念にとらわれて軽薄な床屋談義をしているだけではないかと、記者に
 反省を促したくなるルポではありますが、ドイツで現在起きている状況を
 歪んだかたちであれ伝えていることだけは評価してもいいでしょう。


●私自身の知る範囲でいえば、昨年の夏からあちこちの出版社にティエリ・
 メイサンの『9.11 大いなるペテン』の翻訳出版企画を提案してきたのですが、
 陰謀論だということで、どこも関心を示しませんでした。これは編集者の
 資質と感性に問題があると、感じざるを得ません。

 どんなジャンルの著作物でも内容には質的な優劣があります。陰謀論も
 愚劣な与太話はたくさんあるわけですが、すぐれた事実の指摘や考察、
 現実を理解するための作業仮説として有益な思考枠組みを提供してくれる
 著述もあるわけです。そうしたものを見つけだす眼力が必要なのですが、
 どうも日本にはそうした眼力をもった編集者はいないようです。
 (面白半分でトンデモ話を売りつける連中は品性下劣である、とだけ言って
 おきましょう。)
  
 ドイツでベストセラーとなっている“陰謀論”もそうですが、ティエリ・
 メイサンの著作はぜひとも日本で出版すべきだと私は強く感じています。
 ただし、興味本位でトンデモ本として出版すれば、この本が主張している
 真摯な観察や推理をそれこそ“殺して”しまうことになりかねません。
 このあたりのことを思慮できる分別ある出版社は、もう日本にはないのかも
 しれません。私としては残念でなりません。非常に口惜しいですね。


● ……ということで、問題の多い、毎日新聞のコラム記事を紹介しておきましょう。

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毎日新聞 2003年10月21日・7面

第3部・不信の連鎖
イラク占領半年@

広がる「9.11陰謀論」
独国民、米に懐疑心

 「米同時多発テロは米中央情報局(CIA)が仕掛けた陰謀だ」。ドイツでは今、元閣僚やジャーナリストが書いた「陰謀論」の本が急速に売上数を伸ばしている。荒唐無稽な論理であり、ドイツ社会の主流な考えではむろんない。だが、そこにはイラク戦争の背景をめぐる米欧関係の亀裂が顔をのぞかせており、独政府も当惑を隠せない。
 80年代に独の研究技術相だったアンドレアス・フォン・ビュロー氏の著書「CIAと米同時多発テロ」は、今年7月に出版されると、9月にはノンフィクション部門のベストセラー3位まで上昇し、9万部以上を売り上げた。同じような陰謀論を説くジャーナリスト、ゲルハルト・ビズネフスキー氏の「9.11作戦」も5万部売れた。
 2人の議論は、米同時多発テロの未解明な部分を指摘し、それを米諜報機関の陰謀に結び付けているのが特徴だ。
 ビュロー氏は、航空燃料の燃焼温度では世界貿易センターを支える特殊鋼は溶けない▽鉄鋼が手薄な場所に旅客機が正確に衝突した――などを挙げ、旅客機は遠隔操作のダミーで、衝突と同時に仕掛けられていた爆弾が爆発し、ビルが崩壊したと推定する。「不可解なテロが戦争の口実にされる事態は避けるべきで、疑問を明らかにしようと考えた」(同氏)。
 また、ビズネフスキー氏も乗っ取られた飛行機はダミーで、本物は安全に着陸していたとの見方を示す。米軍が60年代のキューバ危機で本物とダミーの旅客機を同時に1キューバ方面に飛ばしてダミーを爆破し、キューバ攻撃の口実にする計画を立てていたとされることが推論の根拠だ。ベルリンの書店でビズネフスキー氏の著書を手に取った医師のバーンハート・パルモフスキーさん(50)は「読めば読むほど疑問は膨らむ。こうした陰謀論は公共の場で議論すべきだ」と話した。
 この種の陰謀論はドイツより先にフランスで昨年話題になった。
 左翼活動家のティエリ・メイサン氏が、同時多発テロの首謀者とされるウサマ・ビンラディン氏を「CIAの工作員」と決めつけ、同時多発テロを米国の謀略として描いた本を出した。これはイラク戦争に反対論が強いフランスでの特異な現象とみられていた。
 しかし、シュレーダー政権がイラクとの開戦に反対したドイツにも陰謀論は飛び火した。アクセル・チェルディック・ベルリン自由大学教授(コミュニケーション論)は「米政権がイラク戦争前に大量破壊兵器の危険性を主張したにもかかわらす、何も発見されなかったことで、疑問がより深まった」と言う。
 週刊誌ツァイトが今年4月に実施した世論調査は、米国による「テロとの戦い」にドイツ人が強い懐疑心を持っていることを示した。同時多発テロについて「マスコミが真実を伝えているか」との問いに、7割近くが「伝えていない」と回答。「米政府が(同時多発テロを)指示したか」との問いには、5人に1人が「支持した」と答えた。
 独政府は戦後イラクへの派兵を見送り、復興資金も欧州連合(EU)拠出の自国負担分以外は出さないなど、冷めた姿勢が目立つ。そうした中、今月初めの記者会見で陰謀論の米独関係の影響を問われたフィッシャー外相が「理解できない。米独関係に影響はまったくない」と声を荒らげる一幕があった。とっぴで立証不能な「米国真犯人」説に大半のドイツ人は支持を与えていないが、政治的に無視できない状況も生まれつつある。
 陰謀論はいつの時代にもある。9.11に絡むものも珍しくはない。だが、それがここにきて欧州で読まれているのはなぜなのか。「イラク戦争の経過から、国民が抱いていたブッシュ米政権への疑問がある程度まで真実と証明された」(チェルディック教授)からだとすれば、イラク戦争の米欧の相互不信の闇の深さがうかがえる。【ベルリン斎藤義彦】

       □         □

 国連安保理のイラク新決議が採択されたが、欧州で独自の復興資金拠出を表明したのは英国とスペインだけ。独仏などの消極姿勢で23日からのイラク復興支援国会議(マドリード)の成否を危ぶむ声もある。欧州、そしてアジアに広がる米国不信の根を探った。=つづく

【写真】「陰謀論」関連の書籍が平積みされた書店のノンフィクションコーナー=ベルリン市内で、斎藤義彦写す

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● フランスやドイツで「9/11陰謀説」の書籍がベストセラーを続けている
 ことは下記のように、すでにさんざん報じられています。これを奇天烈な
 ゲテモノ好きのブームのように捉えたり報じたりしている日本のメディアが
 小ブッシュ政権下の“ファシストメディア”のような大本営発表を繰り返し、
 よその国の手垢のついたニュース記事を引っぱってきて「報道」のまねごと
 をしているのですから、どちらが知的に怠惰なのかは明らかでしょう。


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GERMANY

9/11 conspiracy theories gaining ground

Ralf Isermann
Posted Mon, 08 Sep 2003

Conspiracy theories on the September 11 attacks are gaining ground in Germany two years on, with books claiming that the US government was behind the atrocities climbing bestseller lists.

Thanks to a handful of new "non-fiction" works in bookstores, wild accusations have gradually become part of public debate amid a sizeable minority in Germany, home to the so-called Hamburg cell that in 2001 produced three of the suicide hijackers.

Although each book has a different take on the events of that day, they share the premise that the government of US President George W. Bush planned the kamikaze jet attacks or allowed them to happen to advance a radical foreign policy agenda.

Frankfurt-based publishing house Zweitausendeins (2001) boasts the runaway success of Mathias Broecker's book 'Conspiracies, Conspiracy Theories and the Secrets of September 11' on its website, with more than 105 000 copies sold in 10 months. A follow-up volume has just hit bookstores.

Broecker, a former journalist with the leftist daily Tageszeitung, argues that dozens of "unanswered questions" about the attacks point to a spectacular cover-up on the part of the US administration.

More than 70 000 Germans have also bought 'The CIA and September 11' by former federal research minister Andreas von Buelow, in which he argues the planes were piloted into targets in New York and Washington not by Islamic extremists but rather by remote control.

A third work, 'Operation 9/11' by public television reporter Gerhard Wisnewski, claims that the twin towers of the World Trade Centre were wired with explosives, has already secured a fourth print-run after three weeks in stores.

France's Thierry Meysson has found success at home and in Germany with'9/11: The Big Lie', which argues that the attack on the Pentagon was an attempted coup d'etat by US military officials to justify future wars.

Influential news weekly Der Spiegel tackled the phenomenon of crackpot theories in the cover story of its edition released on Monday, before this week's second anniversary of the attacks.

The article meticulously knocks down the most popular conspiracy theories making the rounds and attributes their popularity in Germany in part to the deep unpopularity here of the conservative US administration.

Social psychologist Heiner Keupp told AFP that conspiracy theories served a basic human need, leading to the remarkable success of such books.

"People have the feeling after reading them that they understand something about this complicated and inscrutable world," Keupp said, adding that a healthy dose of paranoia was also usually part of the equation.

Mass communications expert Rudolf Stoeber said that the shock of the September 11 attacks made the search for simple answers to complex events particularly tempting.

He said he found it particularly striking that young people appeared most susceptible to such arguments.

A survey produced by the respected Forsa institute and published in the weekly Die Zeit in July found that 31 percent of Germans under the age of 30 believed the US government was directly involved in the September 11 attacks.

Amid all age groups, the rate was "only" 19 percent.

"September 11 was so irrational. We are raised that there has to be a rational solution and that is why we look for one," said Stoeber.

He also saw cultural ignorance as a factor in explaining why Germany has given fertile ground to theories that seem unthinkable to most.

"We don't understand Islam and have no idea about the lives of the attackers. That is why we prefer to look in our own cultural circles for possible causes for the incomprehensible," he said.


AFP http://iafrica.com/news/worldnews/268874.htm

Mathias Broeckers' book 'Conspiracies, Conspiracy Theories and the Secrets of September 11: ISBN 3861506041, is sold out on amazon.de. According to the publisher's website, http://www.zweitausendeins.de/, Brockers now has a sequel, "Facts, Falsehoods and Cover-up of 911" Nach dem Bestseller "Verschworungen, Verschworungstheorien und die Geheimnisse des 11.9." kommt jetzt das neue Buch von Brockers: "Fakten, Falschungen und die unterdruckten Beweise des 11.9." Mit Video-CD im Super Video Format!

Von Bulow's book, Die CIA und der 11. September. Internationaler Terror und die Rolle der Geheimdienste, ISBN: 3492045456, has a sales rank of 19 today on amazon.de.

Wisnewski's book, Operation 9/11. Angriff auf den Globus, ISBN: 3426776715, just issued in August 2003, ranks 17.

Thierry Meyssan's 11. September. Der inszenierte Terrorismus. Auftakt zum Weltenbrand?, Nov. 2002, ISBN: 3980856100, ranks 864. His 9/11: The Big Lie ranks only 7.617 in the USA. It broke sales records when it first came out in France.


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[Excerpt: Von Bulow, 66, believes that Sept 11 was staged to justify the subsequent wars on Afghanistan and Iraq....."If what I say is right, the whole US government should end up behind bars," he says.]
http://www.telegraph.co.uk/news/main.jhtml?xml=/news/2003/10/17/wvonb17.xml&sSheet=/news/2003/10/17/ixworld.html

Germans lap up claim that US plotted Sept 11

By Kate Connolly in Bonn
(Filed: 17/10/2003)

A former cabinet minister is drawing huge crowds and stoking the fires of anti-Americanism in Germany with a book arguing that the US government mounted the Sept 11 attacks as part of a plot to win global domination.

Andreas von Bulow has gone even further than Michael Meacher, Britain's former environment minister, who claims the US knowingly failed to prevent the attacks.

Von Bulow, 66, believes that Sept 11 was staged to justify the subsequent wars on Afghanistan and Iraq.

"If what I say is right, the whole US government should end up behind bars," he says.

The German government has made no official response to the book, although ministers have tried to distance themselves from his views.

But von Bulow's ideas are very popular and polls show a fifth of Germans believe Washington ordered the attacks.

The CIA and September 11, written mainly from internet research, is a besteller, with sales of more than 100,000.

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