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(回答先: 対北朝鮮「安全保証」文書化を検討…米中首脳が一致 投稿者 【読売新聞記事】 日時 2003 年 10 月 20 日 17:31:40)
【バンコク=菱沼隆雄】アジア太平洋経済協力会議(APEC)出席のためタイを訪問中のブッシュ米大統領は20日午前、バンコク市内のホテルで韓国の盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領と会談し、北朝鮮が核計画放棄の見返りに求める「安全の保証」について、6か国協議の枠組みで、文書化も含め検討していく方針を伝えた。これに対し、盧大統領も基本的に賛意を表明した。
この合意の結果、米国と会談した日中韓の主要国が、6か国協議の枠組み内で「安全の保証」を検討することで合意したことになり、今後、核問題の解決に向けて北朝鮮への働きかけを強めることになる。
両首脳の会談後、韓国側が発表した「共同発表文」によると、「米国は北朝鮮を侵略する意図がない」としたうえで、「北朝鮮が核廃棄に進展を見せることを前提に、多国間の枠組み内で、どのように安全保証を提供するかを説明した」ことを明らかにした。
また、会談の冒頭、ブッシュ大統領は「核問題の平和的解決に向けてよい進展を得ている」と述べたうえで、「このプロセスを前進させるための考えを(関係国で)共有したい」と発言。盧大統領も「ブッシュ大統領が6か国協議の再開に向け努力していることに感謝したい」と述べ、「安全の保証」についての問題などで、米国の努力を評価する考えを強調した。ブッシュ大統領は19日の胡錦濤・中国国家主席との会談で、同問題について6か国協議の枠組みの中で文書化を図る方向で合意していた。
米国は北朝鮮に対し、周辺諸国とともに一貫した圧力を加えることで核問題解決を目指す方針で、対北政策をめぐり温度差が伝えられていた韓国が、とりあえず文書化への対応で合意したことで、北朝鮮への包囲網を強めた形だ。
また、盧大統領は米国が最優先課題とするイラク復興支援をめぐって、2004年から2007年まで4年間に2億ドルの追加支援を決めたことを説明した。
(2003/10/20/13:50 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20031020it05.htm