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(回答先: 「ブッシュが”かかって来い”と挑戦してから165人の米兵が殺された」と、バード上院議員(米PBS、ABC) 投稿者 さすれば 日時 2003 年 11 月 05 日 11:49:39)
米公共放送に関しては、新著『イラク「戦争」は何だったのか?』の中でで旧著『電波メディアの神話』の記述の概略を紹介した。
以下は、その部分のみの抜粋である。
---------- 引用ここから ----------
[前略]
レーガン氏が委員長に任命したファウラーは、規制緩和を積極的に推進したのも道理で、「放送業界とも関係の深かったワシントンの弁護士」(『文研月報』81・7)だった。しかも最初の仕事は、公共放送への連邦予算カットだった。NHKにとってもよそごとではない。中村皓一氏は合計29頁の論文を連載(同82・4〜6)している。
アメリカの公共放送法は1967年に成立した。FCC委員長のミノー(当時)は、1961年の全米放送事業者連盟大会で、商業放送を「一望の荒野」として批判した。この有名な演説が公共放送法に結実したのだが、レーガンの就任直後にFCCが提案して成立した「1981年修正法」は主財源の「連邦の資金」を「企業資金その他」にかえた。公共放送は、資金提供企業名を告知する方式で商業放送に近寄り、評判の悪い石油会社などのクリーンイメージづくりを手伝わされている。
[後略]
---------- 引用ここまで ----------