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(回答先: 【イラク戦争への理解・判断狂わす米の大手民間テレビ】IPS日本語版 投稿者 NOユージ 日時 2003 年 11 月 03 日 18:13:10)
メディアだけの責任ではなく、視聴者・読者が血に飢えているからでもある。
戦争とメディアの問題は、わが新著、『イラク「戦争」は何だったのか?』でも、副題に「メディアの報道操作の仕組みは何処まで進んだか?」と付けて、かなり詳しい歴史を記した。
日本のメディアに関してもっと詳しいのは拙著、『読売新聞・歴史検証』(1996年、汐文社刊、電網・木村書店で現在も販売中)であるが、明治の初期の西南戦争でも、大阪の絵入り新聞出身の商業紙の代表格、朝日新聞は、絵入りで、血生臭い報道をした、部数競争の先駆である。
読売新聞は東京の文芸紙だったが、関東大震災の時期に社屋が倒壊し、大阪から上ってきた毎日、朝日に部数で追い抜かれ、それに追い付くために、乗り込んだ警察官僚、正力松太郎が、さらに血生臭い戦争報道を繰り広げた。これが、いまだに続く読売の体質である。
対抗手段を築かずに、メディア批判だけをするのは、お粗末なのである。