現在地 HOME > 掲示板 > 選挙1 > 733.html ★阿修羅♪ |
|
(回答先: <社民党>幹事長、政審会長の空席続く 党内亀裂修復されず 投稿者 シジミ 日時 2003 年 11 月 25 日 03:24:57)
http://www.zakzak.co.jp/society/top/t-2003_11/1t2003111426.html
社民党は14日、衆院選惨敗の責任をとって辞任した土井たか子党首(74)の後任に福島瑞穂幹事長(47)を、福島氏の後任幹事長に照屋寛徳衆院議員(58)を充てることを内定した。福島氏は「これからは行動する社民党として頑張っていく」と党の再建に意欲を示すが、おたかさんのように「党の顔」として国民にアピールするのは難しく、来年7月の参院選も苦戦は必至だ。民主党への吸収合併も取りざたされ、社民党は党存亡の重大危機にひんした。
【土井チルドレン】
新党首に内定した福島氏は昭和30年、宮崎県生まれ。55年に東京大学法学部を卒業し、弁護士となり、夫婦別姓選択制、外国人差別、セクシュアル・ハラスメントなどの事件に取り組んだ。
テレビ出演などで知名度が高く、土井氏に口説かれ、平成10年の参院選比例区で初当選。13年の参院選で3議席にとどまった敗北を受け、党刷新の切り札として幹事長に抜擢(ばってき)された。
【イバラの道】
行き先が見えない党再建を託された福島氏だが、イバラの道が続きそうだ。
福島氏は議員数が6人と3分の1に激減した9日投開票の総選挙後、再三、「(躍進した)民主党とは合流しない」と明言している。
これに対し、土井氏に次ぐ当選4回の横光克彦衆院議員は「6議席では国会活動はできない。民主党との合併が一つの道だと思う」と公言するなど、路線問題がくすぶっている。
細る「土井商店」をおたかさんの顔でカバーし、国政選挙をしのいできただけに「福島氏が党首になっても土井氏の代わりは務まらない。これから先が心配」(党幹部)と不安の声が大きい。
【埋没の危機】
来夏の参院選は再び、自民・民主の「2大政党対決」の様相になるとみられ、社民党は再度、埋没の危機に見舞われそうだ。福島氏主導で社民党の独自色を出し戦うのか、横光氏が唱える民主党合流の道に向かうのか。
合流するにしても、今回の衆院選で当選した沖縄2区の照屋氏を除き、衆参両院議員は、衆院小選挙区で敗退し、比例重複で復活当選した土井氏をはじめ、11人全員が比例区選出である。
比例区議員は個人単位で他の党に移ることはできない。解党するか、無所属に転じるしか民主党と組む道はない。
当の民主党は「すぐにどうこう申し上げるのは失礼だ」(菅直人代表)と、当面は社民党の対応を見守る構え。
永田町関係者は「民主党にとっては社民党と合併しても、護憲派の左派が増えるだけで、左右両派による政策の不一致が問題になるだけ。社民党は合併しないと将来はないだけに、まさにドロ沼だ」と社民党の将来に悲観的な見方を示す。
[2003/11/14]