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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031125-00000024-mai-pol
社民党は、福島瑞穂党首による新体制が発足してからも幹事長、政審会長が空席という異常事態が続いている。土井たか子前党首辞任に伴う後継調整をめぐる党内亀裂が依然として修復されていないためだ。来月13日の党大会で立て直しに失敗すれば、「福島体制」は早くも立ち往生しかねない情勢だ。
同党は20日、党大会までの暫定措置として幹事長代行に前衆院議員の中西績介副党首を置くことを決めた。もともと福島氏らは照屋寛徳衆院議員を幹事長に起用する方針だったが、照屋氏は固辞。照屋氏をまず幹事長代行とすることで収拾を図ったが、これも失敗に終わった。
党職員のリストラ問題などを控え、幹事長職は引き受け手がいないのが実情。今後他党との幹事長会談やテレビの討論番組には、中西氏の代役に、別の国会議員を立てざるを得ない有様だ。
一方、政審会長を務めた大脇雅子氏は、19日の両院議員総会で強硬に自らの辞任を認めるように主張し、福島氏も受け入れざるを得なかった。
大脇氏は横光克彦国対委員長、阿部知子政審副会長らとともに、衆院選惨敗の責任論を理由に幹事長だった福島氏の党首昇格に批判的だった。大脇氏の後任には阿部氏が浮上しているが、民主党との連携に積極的だけに、土井氏らは警戒を抱いている。党大会を機に民主党との関係をめぐる路線対立が再燃する可能性もある。【尾中香尚里】(毎日新聞)
[11月24日18時41分更新]