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(回答先: 社民党になぜ肩入れするのか 【脆弱な反戦平和護憲+“弱者保護”政治勢力だから(笑)】 投稿者 あっしら 日時 2003 年 11 月 13 日 21:48:10)
あっしらさん、他の皆さん、こんにちわ。
投稿を読んで実はびっくりしています。
これから書く事は後だしジャンケンみたいに見えるかな?
実は選挙直前はこの板も見ていなかったのですが
私は今回の選挙でより自分の考えている事に近い形で「票を生かす」事を考えた挙句、
結果的に同じ意見になり、あっしらさんのご意見同様の投票をしました。
つまり、小選挙区は自民 共産 民主から民主、
比例区は社民という選択です。
争点は、本来一番争点であるべき「自衛隊のイラク派兵」です。
これについて国民投票などの一人一人の意思表示の機会がないというのは
本当に怒りを覚えますが(無条件に「派遣してもいい」と言った覚えはない)
私は現状で「自衛隊にイラクへ行って国際貢献」などという
「美辞麗句」で送り出す事は絶対にしたくないと思いましたので、
(こうした「美辞麗句」はボランティアを中高生などに
半強制的に「やらせる」のにも使われるレトリックです。
ちなみに英語の語源ではボランティアは「志願兵」で、
自発的な行動原理を持っていることを示唆する言葉であったようです)
「2大政党キャンペーン」になっても、
今回はその間をすりぬけて何とか抵抗したいなと思いました。
小選挙区には自民 共産 民主の3つの候補しかいませんでしたが、
「自民を弱体化させる」という点に今回は的を絞って「民主」
(ここでの長壁さんとのやり取りを拝見していた訳ではないのですが、
今の共産党への投票ではそれすらできず、
自民党の援護射撃になるであろうことは予見していました)
比例区は政党の支持ですが、
改憲問題に関しては、イラク特措法を通してしまった事、
民主の中には西村氏のようなイケイケ武装論で北朝鮮をやっちまえという勢力もある事、
(これは全国に広く在住する在日韓国朝鮮人の方たちの事と拉致被害に合われた方たちの事をややもすると無視してないかと気になりますし、
そもそも日本に住んでいる人達の民族的なルーツとして、朝鮮半島から渡ってきた人間が住みついて今は日本人になっているのではないのかというツッコミもあります)
自民と対して内容に変化がないかもしれないという点で民主は却下、
「社民」という選択になりました。
結果は惨敗でしたけれども、今現在の公明や自民には絶対にいれたくない、
という事から導き出した結果です。
これは平和憲法の骨子を抜く形での憲法改悪を簡単にさせない為の
抑止力にならないかと考えました。
果たしてこれがうまく行くのかはわかりません(土井党首の引退)。
実は昨日まで土井党首がうちの祖母とほぼ同い年だという事を知りませんでした。
昨日のニュースを聞いて始めて、土井党首個人に対しては本当にお疲れ様と
お礼をしたい気持ちになりました。
こうした全く不思議な親近感もあると思いますが、数々の疑惑でマスコミから叩かれて、
向こう脛もどこもかしこも満身創痍でそれでも立ち尽くしたという点では、
大変だったのだろうけれどもものすごいなと思います。
政治関係の方にこんな事を感じるのははじめてです。
「イラク派兵反対」と言いながら、「自らの進退を懸けて」自民党内で抵抗しているというパフォーマンスをしながら自民党の政界引退をなさった方がいらっしゃいますが(その後ちゃっかり地盤を後継者に引き継がせています)
それ以前から北朝鮮との利害が絡んでいるのではないか、
同和利権に絡んでいるのではないかといわれていたために引退したのかなと
思えた姑息な自民党のNさん(中曽根さんではありません)
とは引き際に大きな違いを感じました。
これで選挙前に「選挙に意味があるのか」という問いからの答えに
ここで思いつきで発言したみたいに(笑)
それぞれに何が本当に選択肢として必要だったのか、
必要だったはずなのになぜそれがなかったのかという点が
この大騒ぎが終わってようやくはっきりしたように思います。
私は私なりに個人として考えました。
でもこのまま今回当選した議員さんたちが
「正しいよい子ちゃん風味付け」とか「口先三寸口だけ番長」だと
まだまだ腹黒い勢力と渡り合うことはできないと思っています。
これでさえも彼らの予測範囲内、予定調和の一部ではないかと、
私などはかんぐっています。