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11月14日付・読売社説(1)
[土井党首辞任]「社民党の退潮は時代の流れ」
“護憲原理主義”の落日を象徴する社民党の土井党首の辞任である。
戦後政治の一翼を担った旧社会党が歴史的役割を終え、姿を消して久しい。その後継である社民党が、今や政治の舞台そのものから退場しようとしている。
土井氏は一九八六年、社会党委員長に就任した。日本政党史上初の女性党首だった。八九年参院選で「マドンナ・ブーム」を起こし、与野党勢力を逆転、「山が動いた」との名セリフを残した。この時が土井氏の絶頂期だった。
土井氏は九三年に憲政史上初の女性の衆院議長に就任し、九六年に党名を変更した社民党の党首に復帰した。
党首辞任は、今回の衆院選での惨敗の責任をとったものだ。
辻元清美・元衆院議員や土井氏側近の元秘書らによる秘書給与詐欺事件があった。社会党委員長だった時代を通じ、北朝鮮による日本人拉致事件を長年認めなかった。こうした問題への批判が惨敗につながったのは確かだろう。
だが、それ以上に、時代の変化に取り残されたような政治感覚が、大多数の有権者に受け入れられなかった。
土井氏は、最大の争点に憲法問題を挙げ、「護憲選挙」を前面に打ち出した。「憲法を生かすのか、死なせるのかを賭けた戦いだ」などと言い募る姿は“護憲教”とも映った。
国際情勢や経済・社会の変化に合わせて憲法を改めざるを得ないという声が世論調査で六割前後に達する時代だ。国際平和協力活動に自衛隊を活用することに三分の二が賛成している。
9・11米同時テロや北朝鮮の核・ミサイル開発問題を通じ、安全保障への関心は、質的にも高まっている。
自民、民主、公明の各党が憲法の改正や見直しを主張するのも、そうした変化を読み取ってのことだ。
社民党前党首の村山富市氏は、「自社さ」政権で首相に就任後、日米安保と自衛隊を容認し、現実路線に転じた。
だが、土井氏は今回の衆院選で、「がんこに平和」「憲法九条がある限り、自衛隊を海外に出してはならない」と主張した。時代の趨勢(すうせい)とは乖離(かいり)がある。
有権者の意識が大きく変化している時代に、通じるはずがない。同じ立場の共産党とともに、大きく退潮したのも、当然の結果と言える。
土井氏は、「党再生のため、辞任したい」と述べた。あくまで「護憲政党」として、社民党を再建したいということなのだろう。しかし、社民党に再生の機会が訪れるかどうか、展望は厳しい。
(2003/11/14/01:42 読売新聞 無断転載禁止)
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>9・11米同時テロや北朝鮮の核・ミサイル開発問題を通じ、安全保障への関心は、質的にも高まっている。
どっだら「質」だべ?
>自民、民主、公明の各党が憲法の改正や見直しを主張するのも、そうした変化を読み取ってのことだ。
むがすっから憲法改悪ばゆうてきたはずだけんど。読売は知らねのかなあ。
>土井氏は今回の衆院選で、「がんこに平和」「憲法九条がある限り、自衛隊を海外に出してはならない」と主張した。
有権者の意識が大きく変化している時代に、通じるはずがない。同じ立場の共産党とともに、大きく退潮したのも、当然の結果と言える。
こらまたおっかねえ論法だがや。
民主党も「自衛隊派兵」さは反対すたべな、ほんでかどうかわがんねどもいちおう「議席は大幅増」だったんだが。
自民党自体は議席数ば減らしたんでねがったかい?