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(回答先: 自民党:「小泉神話」に陰り (毎日新聞) 投稿者 シジミ 日時 2003 年 11 月 10 日 07:16:37)
今刻の政治家は本当のところ何を考えているのか分からない。
「未曾有の経済危機・改革の痛みを耐えて」などと悲愴な内容の演説しかしないくせに、
「悲観論ばかりでは前進はない」と開き直ったりもする。
そして、意味もなく白い歯を丸出しにして笑顔を作る。
安倍幹事長が就任早々に言った、
「小泉総裁は確かに勝った。しかし、敗者の心境にも心を配って貰うよう進言してゆく」
「おっ! 見かけ以上の硬骨漢かな? この先、少しは期待してよいかな?」
思わず安倍さんの顔を見直した私は今自分の軽薄さを独り恥じている。
ことほど然様に、安倍さんは、
ただ幹事長に就任しただけで、
ただスマップのシンゴを突き飛ばしたような軽やかさと、
ただブランドスーツに身をやつしてのし歩くOLたちのようなスマイルを作るだけで、
これはと評価できるほどのことは何一つしなかった。
安倍さんが、あのときの「硬骨漢ぶり」を発揮していたら、この選挙の行方はどうだったか。
「モトがバレかけてきた小泉人気」を幾分かは盛り返せたのではないか?
中曽根康弘さんは、小泉さんを評して、
「瞬間タッチ反応断言型」(2003/4/22 asahi.com コラム ポリティカ日本)
と括っているが、この際、安倍さんの「意趣不明のスマイル」についても、触れていただきたい。
いずれにしろ、小泉さんが就任当初「瞬間断言」したように、自民党は一遍ぶっ潰すしかない。