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(回答先: <盗聴事件>手段選ばぬ裏の顔 敵対者は徹底攻撃 武富士会長(毎日新聞) 投稿者 エンセン 日時 2003 年 12 月 03 日 03:29:53)
<盗聴事件>サラ金、暴力団 不祥事続きの社史 武富士
「超ワンマン」で知られる武井保雄容疑者(73)。彼が作り上げた武富士は、華麗な成長の裏で批判とトラブルが絶えない歴史を刻んだ。
武富士は66年1月設立の金融業「富士商事」を前身に、一般消費者を対象とした無担保・小口・即時融資を行う「サラリーマン金融」の先駆けとして業績を伸ばした。83年ごろの「サラ金地獄」では高金利と過酷な取り立てが批判にさらされた。そんな逆風を乗り越え、98年12月に東証1部に上場。03年3月末で全国に1892店舗、従業員数は約3360人に上った。経常利益約1828億円と営業貸付残高約1兆6756億円はいずれも業界1位を記録している。
この急成長の裏で、同社の体質や取引をめぐって、不透明な部分が何度か取りざたされてきた。野村証券が引き受け会社となって店頭公開を目指した際、武井会長の親族が経営するファミリー企業に多額の債務保証を行っていたことが判明し、公開の時期が96年8月にずれこんだ。
今年に入っても不祥事が相次いだ。元同社総務部課長の中川一博容疑者(42)の持ち出した資料で、警視庁職員が同社からビール券を受け取っていたことなどが発覚。6月には中川容疑者の上司だった元同社渉外部長が同社株の店頭公開の際、暴力団との関係を修復した報酬を支払うよう求めた訴訟で、東京高裁が同社に4億円の支払命令を命じている。判決は最高裁で確定した。
中川容疑者は「私や上司は武井会長の指示で暴力団や右翼、総会屋などとのトラブルを合法、非合法を問わずに処理していた」と話していた。
また、厚生労働省大阪労働局が7月29日、本社指示で社員にサービス残業させた同社と常務(当時)ら同社幹部2人を労働基準法違反容疑で書類送検。本社が全国の支店に、上限を超える残業時間を申告しないよう指示していたことも明らかになっている。(毎日新聞)
[12月3日3時3分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031203-00000163-mai-soci