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(回答先: ブースターの1本を分離できず・NHK映像 投稿者 マルハナバチ 日時 2003 年 11 月 30 日 00:30:48)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031129-00000170-kyodo-soci
燃焼を終えた下段部や補助ロケットを次々に切り離し、身軽になって上昇を続けるロケットにとって、分離のためのメカニズムは最も基本的な技術のひとつ。多くは火薬でナットを割るなど単純な仕組みだ。
信頼度が高い確立した技術とされてきただけに、今回の固体ロケットブースター(SRB)分離失敗が関係者に与えた衝撃は大きい。「車のタイヤのボルトを締め忘れたようなもの」との専門家の指摘があるように、単純なミスが背後に潜んでいる可能性もある。
H2Aロケット6号機のSRBは2本。1段目の両側に、それぞれ6本の支持棒を使って固定されている。発射から約100秒で燃焼を終えると、支持棒に巻き付けた少量の火薬に点火して切断し、分離する方式だ。
宇宙航空研究開発機構によると今回、機体のコンピューターから分離の電気指令は出た。しかし、何らかの原因で、片方のSRBの上段支持棒の火薬が点火されなかったらしい。
日本の打ち上げでこれまで、SRBを分離できない失敗はなかった。ただ、H2AロケットのSRBは従来と異なる支持方式を採用している。(共同通信)
[11月29日20時37分更新]