現在地 HOME > 掲示板 > 日本の事件10 > 889.html ★阿修羅♪ |
|
(回答先: 国産ロケット「H2A」の打ち上げ失敗 信頼性は低下 [asahi.com]【何てこった!】 投稿者 マルハナバチ 日時 2003 年 11 月 29 日 15:03:54)
「指令破壊の信号を送信することになりました」―。情報収集衛星を載せ、29日午後1時半すぎ、無事に打ち上がったかと思われたH2Aロケット6号機。雲の中に消えたわずか十数分後、発射点から約3.6キロ離れた竹崎展望台に突然、失敗を告げる放送が流れた。
報道陣は騒然となり、宇宙航空研究開発機構の担当者に矢継ぎ早に質問を浴びせる。ぼうぜんとした担当者は、情報の確認に奔走した。
小雨がぱらつく中、白い煙を吐き出して約350トンの細長い機体が浮き上がる。全長57メートルの機体はみるみる加速、ごう音とともにあっという間に雲の中に消えた。
10月1日に発足した宇宙機構としては初めての打ち上げ。当初は9月10日に予定されていたため、ロケット本体の両脇に二つある固体ロケットブースターには、統合前の宇宙開発事業団の略称「NASDA」の文字が残っていた。
打ち上げが延期されていた間、環境観測衛星みどり2が電源系の故障で運用を断念するなど、日本の宇宙事業ではトラブルが続いた。「(新しい組織になっても)一機一機、確実に打ち上げたい」(園田昭真企画主任)と、一層気を引き締めて臨んだ打ち上げだったが、思わぬ失敗に宇宙機構関係者らの間に落胆が広がった。〔共同〕
・ (11/29)情報収集衛星H2A打ち上げ失敗、軌道外れ自爆
・ (11/29)H2A打ち上げ失敗、期待一変・関係者ぼうぜん
・ (11/29)情報収集衛星、第2陣を午後打ち上げへ
・ (11/29)打ち上げに高まる緊張感・宇宙機構関係者
http://www.nikkei.co.jp/sp1/nt56/20031129AS3K2900T29112003.html