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(回答先: 殺傷能力は無かった 宮崎学 ＜クラブ「ぼおるど」襲撃事件＞ 投稿者 エンセン 日時 2003 年 11 月 22 日 05:32:53)
連休中も大忙しであった宮崎学である。
ぼおるど事件と手榴弾に関する情報が続々と寄せられている。その中から興味深い投稿を紹介する。
元党遊のどらみです。
新聞報道を見て疑問に思った事を投稿します。
まずひとつ。
犯行時の店内図が各紙に出ていたと思いますが、その中で、従業員の頭に当たり、
その後ピアノへ飛んで行き、更に壁まで飛んで行って爆発とありました。
爆弾というものはそんなに軽いのかなあと思ってしまったのです。
火薬がぎっしり詰まった危険物だから厳重に鉄板で覆われていて、それなりの重
量があるはずです。
妥当な実験かはわかりませんが、公園で中身の入った缶ジュースを適当に投げて
みたところ、遠くまで投げれないし、物に当たったら跳ね返らずに「ボト」っと
落ちました。
私は理系ではないからよくわかりませんが、物理的に言って、報道にあるような
軌道を描いて飛んで行くようなものなのでしょうか。
このへんの検証実験もしてみてはいかがでしょうか！！
おお、ドラミちゃんか。元気でやってるか。相変わらずするどい指摘をしてるおるな。
俺も部屋にあったキンチョール缶を試しにほおり投げてみたが大して弾まんな。どう考えたって、手榴弾はキンチョールより重いだろう。
おかしな報道ばかりされとるな。
最近組員になりました、紫川殿下＠小倉在住です。
ぼおるど事件についての親分の考えは興味深く拝見してます。
特に先日の新聞記事の画像に写っていた、無傷のピアノの写真は驚きました。
殺傷性のある手榴弾ならあのピアノは吹き飛んでいるはずです。
この写真を見て、私も早速ネットで色々と爆発物について調べてみました。
九州版の各新聞のバックナンバーも見てみました。そこで気になった点がいくつか見つかりました。
この朝日新聞の記事を見てください。
2003年8月23日付朝日新聞
別の専門家は「破片が飛び散るタイプなら負傷の程度がもっと大きかったはず。爆風を起こす円筒状タイプと考えるのが妥当だ」
これを読む限り、この専門家は破片が飛び散らない物だと見ているようです。爆風が起きる円筒状とも言ってます。
このコメントと無傷のピアノから判断すると、これは殺傷性の無い花火のようなもの（実際に最初は花火だとか火炎瓶と言われてたようですね）、つまりこの場合、模擬弾、演習弾の類ではないかと感じました。
そこで、円筒状で殺傷性が無い手榴弾をネットで探してみました。
すると、国内のセキュリティ会社のページにフラッシュバンというものが掲載されてました。
http://www.securico.co.jp/armor/danyaku/shuryudan.html
特徴としては凄まじい閃光と爆音が炸裂するものだそうです。
他にも色々と検索したら、フラッシュバンは、手元で爆発すると手などに大火傷を負う可能性はあるが死にいたることは無い、ノンリーサルウェポンだと出てました。
しかも最近の製品は手元で爆発しても火傷もしないものまであるそうです。
私の勝手な想像ですが、実際に使われたのはこのへんの物だったのではないかと思います。
検索によれば、全て軍兵器基準にクリアしてるらしいので、警察発表の「軍用手榴弾」という発表に間違いはないようです。
ただ「殺傷性がある」軍用手榴弾という警察発表は、無傷のピアノや朝日記事の専門家のコメントから判断するに、ちょっと無理があるなと感じてしまいます。
軍用手榴弾にも、殺傷性がある手榴弾、殺傷性が無い手榴弾、他にも破裂するとか爆風が出るとか、光が凄いとか色々あるはずです。
そのへんの検証を警察はしてるんでしょうか？もしかしたら「手榴弾というものは全部殺傷性があるんだよ」とイメージだけで判断してしまっているんじゃないんでしょうか。
長々と書いてしまってすみません。とにかくこの事件は奇妙なことが多いですね。
宮崎親分による真相究明がうまくいくことを願っています。
紫川殿下か。小倉では世話になったな。新しい会社はうまくいってるか。さっそくのメールありがとう。さて、紫川殿下の推理はおそらく当たっているのだろう。手榴弾が屋内で爆発して近くにおいてあったピアノが無傷なんて、そら殺傷能力が無かったと考えるのが当然だろう。
朝日の記事で、一つ注意しておくべき点がある。それは、朝日新聞が使用された手榴弾に関して独自の取材をしていることである。そのこと自体は当然のことであって、気にとめるようなことではないのだが、次に紹介する投稿を読むと、「おや？」となってくるのである。
匿名希望＠大学生さんからの投稿
このあいだ、朝日新聞の記事で変なものを見つけました。
「手榴弾は不完全爆発」保管悪く、しける？
僕は軍用のブツに全然詳しくないからよくわからないですが、爆弾ってそんなに簡単にしけっちゃうんでしょうか？
爆弾って金属で覆われてるはずだし、雨や嵐の戦闘でも使いますよね？
なんか破片が残ってるらしいから、それを公開してくれるといいですよねえ？
鑑定を民間機関に依頼と書いてあるから、この機関が公開してくれてもいいですよねえ。無理かなあ？
調査依頼した手榴弾を製造する会社？？そんなものが国内にあるんですか？
朝日新聞は福岡県警から調査結果を見せてもらったのかなあ。
匿名希望＠大学生くんの指している記事はこれだろう。
2003年11月13日付朝日新聞
事件後の報道で、手榴弾と城戸氏の死因を検証する記事というのはほとんど出ていないのだが、唯一朝日だけが、手榴弾に関してこのように何度か報道している。
そして、この記事が紙面に載った直後、朝日は小倉北署の記者クラブへの出入り禁止を申し渡されたらしい。それはなぜか？手榴弾について調べ回るのは止めろというメッセージだろう。県警は手榴弾について知られたくないことがあるのだ。
そして 、またひとつ有力な投稿が送られてきた。どんむさんからのメールだ。
私の知人のカンボジアで活動するNGO主催者がプノンペンでの定宿にしているゲストハウスはかつてそこの元旦那が別れた奥さんを殺害する目的で投げ込んだ手榴弾の跡が１Fのロビー兼飯屋のコンクリ製床に生々しく残っています。投げ込まれたのは一般的なロシア製の対人手榴弾です。
私も実際に跡を手で触ったことがありますが、爆心部は直径40cmほどの円形にコンクリが1cmほど削れ、破片による引っかき傷が放射状に直径1mに渡り広がっていました。手榴弾は床で爆発しましたが、跡が擂り鉢状ではなく平面だったのが印象的です。
また、そのNGO主催者は爆発があったときにその宿の３Fに宿泊していましたが、ボンというよりは、重い金属製のものが床に落ちた感じのゴンという音と振動がしたと言っています。
当時（今もですが）、その飯屋には籐の客用テーブル、ソファが置かれていますが、熱で発火することもなく、吹き飛ばされて破片でボコボコに傷が入っていたとのことです。また、警察が駆けつけてから下に降りて行きましたが、硝煙の匂いが強かったとのことです。
新聞の写真と私が聞いた話と見た跡を比較すると、明らかに言えるのは手榴弾が使われたとしても、もっとも一般的な軍用の対人手榴弾ではない・・・ということです。もし、対人手榴弾でしたら、ソファーもピアノも傷だらけになっていることは必至です。
以上、参考にしていただければ幸いです。ちなみに、事件で宿の奥さんのお母様が死亡されました。ご一緒にご冥福を祈っていただければと思います。
これは体験を基にした貴重な投稿だな。どんむさん、ありがとう。
ネットで今回の事件について再検索してみたんだが、先日紹介したほぼ無傷のピアノの読売記事のカラー写真が見つかった。それをよく見たのだが、やはりピアノはすぐに演奏ができてしまうような状態にしか見えなかった。どんむさんが言う通り、対人手榴弾であれば、店内は無茶苦茶に破壊されピアノは原型をとどめず粉々になっていただろう。
というわけで、ぼおるど事件に関する情報を引き続き募集する。何、小倉で新年会やりたいだと？うーん、それもいいかもしれんな。正月から小倉で楽しくやろか(^^)
東京の忘年会については、このあいだから新・お使い係りが募集している。お使い係りによれば、最近あまり顔を見てなかった組員も申込みしてきてるらしい。俺も皆と久しぶりに楽しくやりたいのでどんどん申込みしてやってくれ。
http://miyazakimanabu.com/archive/bold/bold03.htm
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。