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(回答先: 武富士元専務ら5人逮捕 盗聴疑惑(朝日新聞) 投稿者 竹中半兵衛 日時 2003 年 11 月 14 日 13:53:25)
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■「緊急声明」 Vol.247 11/15/03
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●HP(登録・解除) http://www.emaga.com/info/xp010617.html
1.経団連除名、CM放送中止
すでに14日付け夕刊各紙一面・社会面、テレビ等で大々的に報
じられているとおり、ついに昨日、株式会社武富士本社に家宅捜索
が入った。「電気通信事業法違反」、すなわち自社に批判的なジャ
ーナリストらに対する盗聴容疑である。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031114-00001064-mai-soci
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031115-00000171-mai-soci
盗聴を請け負ったアーク横浜探偵局の重村和男代表ほか、小滝国
夫・元専務ら5名が警視庁に逮捕された。
<参考>盗聴行為の概要
http://homepage3.nifty.com/argus/nakagawa1.gif
http://homepage3.nifty.com/argus/nakagawa2.gif
http://homepage3.nifty.com/argus/nakagawa3.gif
http://homepage3.nifty.com/argus/nakagawa4.gif
http://homepage3.nifty.com/argus/nakagawa5.gif
http://homepage3.nifty.com/argus/nakagawa6.gif
同日正午、捜査の進展を受けて、「武富士の盗聴問題を告発する
弁護士グループ」が「緊急声明」を発表した。
同「声明」を取り急ぎ読者に配布しておこう。
http://homepage3.nifty.com/argus/tseimei.gif
末尾に、「私たちは
(1)日本経団連に対し、早急に上記の事実関係を把握した上で、
武富士に対し、除名等、厳重な措置をとることを求める。
(2)マスコミ各社に対し、テレビCMをはじめとする武富士の広
告を流すことを、速やかに中止することを求める。
」とある。
すでに以前したとおり、盗聴事件の捜査結果如何を待つまでもな
く、武富士の非行が経団連の企業行動憲章に違反していることは明
々白々なのだ。
<参考>最高裁で確定した控訴審判決
http://homepage3.nifty.com/argus/hanketsu.txt
2.裁判傍聴、記者会見から本社前に急行
筆者は14日開かれた「武富士の闇を暴く」裁判を傍聴したのち
、正午から上記「弁護士グループ」の緊急記者会見に参加した。
<参考>武富士関連裁判状況(北健一氏執筆)
http://www.kinyobi.co.jp/takefuji
その後、おもに週刊金曜日誌上で武富士問題を追及している三宅
勝久氏、北健一氏とともに西新宿8丁目の武富士本社に向かい、午
後1時ころから同9時ころまでの間、同社前で待機。捜索の様子を
取材していた。
特異だったのは、警視庁が押収品をダンボールで運び出すときの
武富士の対応だ。
なんとわざわざ撮影ポイントの出入口付近にワゴン車を駐車する
ことで、あたかもバリケードのようなものを築き、しかも社員が人
の壁を作って、運び出しの様子を一切撮影させなかったのだ。
「こんなのは初めてだ」などとが口々に不満を述べるカメラマン
たち。
はっきり言って、捜索に入った以上、押収品があるのは当然で、
ダンボールの映像を撮影されたからと言って、何か困ることがある
はずはない。
そんな様子まで隠そうとすることで、かえって同社の極めて特殊
な体質があらためて浮き彫りになったのである。
<参考>押収品が運び出される瞬間(二台目のトラック)
http://homepage3.nifty.com/argus/honsha.jpg
(撮影:三宅勝久氏)
3.株価急落
最近、6000円台前半を低迷している武富士株も、本社家宅捜
索の報を受けて、一時5750円まで急落した。
http://quote.yahoo.co.jp/q?s=8564
http://quote.yahoo.co.jp/q?s=8564.t&d=c&k=c3&z=m&h=on
今月7日に開かれた公判で、大塚万吉氏(恐喝未遂容疑で起訴)
が証言するところによれば、「武富士は同社株を7000円台で銀
行の担保に入れて金策しているため、7000円を割ると追い証(
追加担保)が必要になる」のだという。
海外からの資金調達に大きく依存する同社にとって、株価の低迷
は即死活問題にかかわる。同社株が5000円台まで落ち込んだ際
に、武富士が山岡俊介記者を盗聴したのも、その背後に同氏の関与
があるものと疑ったからに他ならない(しかし、実際は何の関係も
なく、まったくの濡れ衣だった)。つまり、わざわざ経費3000
万円をかけて盗聴を行わなければならないほど重大な事態なのであ
る。
ただでさえ業績が悪化し、業界第4位に転落した同社は、今後い
かなる事態を迎えることになるのか。
<宣伝>恐るべき暴露本「武富士対山口組」
http://eastpress.rabby.jp/search_buy/srh_shouhin.php?serial=239
4.連絡会議
月刊誌「創」でもフォローしているように、武富士は同社と対立
する弁護士や取材者に対してさまざまな法的措置を繰り出してきて
いる。
他ならぬ筆者自身も“名誉毀損”名目で提訴されている。
<参考>答弁書
http://homepage3.nifty.com/argus/toben.doc
<参考>「武富士裁判」の当面の裁判日程
http://www.kinyobi.co.jp/takefuji
しかし、その法的措置の実態は、実は単なる嫌がらせ目的の「司
法テロ」とでも言うべきものである。かかるテロ攻撃に晒された関
係者の間では澎湃と怒りの声が沸き起こり、ついに先月25日、「
武富士関連訴訟連絡会」の第一回会合が開催された。
それぞれバックグラウンドを異にする勢力が一同に会したのは、
極めて画期的である。
<参考>日本民主法律家協会・澤藤事務局長の日記
http://www.jdla.jp/cgi-bin01/jim-diary/sd_diary_h/200310.html
福岡から帰京して、午後3時からは麹町の食料会館で、初めての
武富士関連訴訟連絡会。
武富士は、特異な企業である。サラ金トップとして多重債務者を
作っているという罪深さにとどまらない。違法行為を重ねているダ
ーティさで、際だっている。
武富士関連事件としては、借り主からの過払い金返還請求訴訟、
従業員の時間外手当訴訟、盗聴告発事件、マスコミに対する「名誉
毀損損害賠償威嚇訴訟」など、20件を超える訴訟・告発事件が継
続中である。武富士は、対消費者・対従業員関係で違法を重ね、こ
れを暴露されると威嚇効果を狙った高額損害賠償を起こす。問題は
かなり大きく、多面的である。
武富士は違法を重ねて大きくなった。盗聴などの犯罪も重ねた。
大きくなると金の力で警察と癒着した。これを報じられると、批判
封じの訴訟を起こす。報道の自由や弁護士業務への妨害などの側面
も見過ごせない。
金の力は、警察・検察OBの大物顧問や、広告料依存のマスコミ
の迎合というかたちでもあらわれている。企業の暴走に対する民主
的な統制という問題なのだ。
徹底的に武富士の違法を暴露すること、連携し共同して闘うこと
を確認した。
すでに澤藤氏が明らかにしているとおり、本日、二回目の連絡会
議が開催される。
<参考>「水に落ちた武富士を打て」
http://www.jdla.jp/cgi-bin01/jim-diary/sd_diary_h/index.html
5.「サラ金・ヤミ金大爆発」
昨日、印象的だったのは、前日まで九州地方に取材に行っていた
という三宅氏の姿である。
同氏はこの寒空の中、一枚の上着も羽織らず、8時間腰を下ろす
こともなく、捜査の動向を注視していた。その合間も、経団連や東
京都貸金業協会など関係各所に電話をかけていた。
サラ金・ヤミ金問題全般に詳しい同氏は、
http://www1.biz.biglobe.ne.jp/~kadensha/shinkan/08_sarayami.html
武富士社内事情についても最も精通したジャーナリストである。や
はり、名誉毀損名目で、武富士から1億1千万円の損害賠償を請求
されている。
次に紹介する講演会は、三宅氏個人を支援するグループが企画し
たものだ(氏は山陽新聞時代、高松支局に勤務していた)。
http://homepage3.nifty.com/argus/tkouen.gif
http://homepage3.nifty.com/argus/tsien.gif
以上のとおりである。
・・・さすがにもう痛感していることだろう。
「武富士は決して敵にしてはいけない人物群を敵に回した。」
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情報発信者:野田敬生(hironari noda)