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(回答先: オウム・クーデター、成功の暁には、石原内閣誕生? 投稿者 この話の信憑性は??? 日時 2003 年 11 月 10 日 21:52:27)
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でも、石原人気の一番大きな要因は、やはり日本国民の心の底層に
薄く広がっている嫌米感情を掬い上げて、集約したことにつきますよ。
グラマンに機銃掃射を受けた体験を語っているから、素朴な反米感情があるんで
しょう。少年期以来の反米感情があって、『NOといえる日本』で初めて、石原さん
は反米ナショナリストとして国際政治舞台に登りましたから。何があったのかは今で
も分りませんけれども、突然に議員辞職してしまったりもしました。[注1]
アメリカの対日戦略は、「石原は自分たちの言う事をきかない奴だ。それなら、更に
その上から大きく取り込んでしまえ」というものです。『NOと言える日本』で「ウルトラ
ナショナリスト・イシハラ」と呼ばれて危険視され始めた頃から、アメリカ側の「石原取
り込み作戦」は出来ていたのでしょう。
日本人の反米感情をイシハラに集約して表出させ、そして上手に引き回せばよい、と。
私はこのアメリカの作戦を「石原ゴキブリ・ホイホイ論」と名付けています。
それで、日本を上手に「反米」から「反中」の方へ持っていって、中国と喧嘩させ、
日中を分断して、それでアメリカの「東アジア(極東)管理政策」を達成するという
ものです。石原さんは「シナ、シナ」と言いますからね。丁度いいのです。
(中略)
アメリカは、日本の中に反米の雰囲気が起こりつつある、という現象の集約として石原さん
を捉えています。「ウルトラナショナリスト石原」を標的にするというよりも、彼に体現される薄
く広がる「反米感情」と「対米疑念」を今の日本人像として捉えて、これをオペレーショナル
にハンドリング(操作)しようと考えている。前述したとおり、石原慎太郎に日本国民の反米
感情を集約させて、それで一挙に纏めて処理してしまおうというのが、アメリカの新たな対日
管理戦略でしょう。そうやって、世界覇権国アメリカによる東アジア地域(リージョン)の支配
継続を目指す、グローバリスト[世界干渉主義者]としての目論見が見え隠れしています。
アメリカは既に石原さんの弱みを握っているでしょう。私は石原さんを政治的に失脚させる
準備は完了していると見ています。アメリカの支配層というのはそこまでやりますからね。
恐ろしい人々です。[注2]
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ミリオン出版『慎太郎賛否両論』:副島隆彦「有名人―“第六権力”論」より
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[注1&2]
最近の石原が、アメリカ(そのうち特に現ブッシュ政権のネオコンら)にどうも逆ら
えない(ような)のは、ここらへんに理由があるのではないかとも言われている。
一連の「オウム事件」が単なる「一宗教の暴走」などでは片付けられないことは
もはや半ば常識と化してしまった感すらあるが、北朝鮮やロシアマフィアの他にも
TやSなどの宗教団体までもが(というか中心になって)オウム関連で甘い汁を吸
っていたように、どうやら石原もそのオコボレに与っていたようなのである。
その事実(及び、意図的にリークされかねないその決定的な証拠)を、前出の宗
教団体Tと深い関係にある大小ブッシュやその近辺に握られているため、どうにも
逆らえないというのだ。
石原の弱味というか、決定的にイタダケナイ点はやはりここである。
つい最近も、「石原の実の娘」を名乗る女が詐欺で摘発され、釈明会見を開く
前日になって「謎の自殺」を遂げたが、あれはおそらく実際に、シモの緩さで有名
な石原が外に作った実の娘だったのだろう。石原本人の不思議な反応(いつも
ならば激怒してみせるだろうに!)といい、石原事務所の煮え切らないどうも怪
しげな対応といい、どうやら石原側も多かれ少なかれ関与していたのだろう。
「消した」のか「消された」のか、あるいは「望んだ」のか「望まなかった」のかは知る
由もないが、結果として実の子を死に追いやってしまったのだから、何とも無情な
話ではある。