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(回答先: 根拠はもっと示して欲しいと思っています 投稿者 あっしら 日時 2003 年 11 月 02 日 19:54:10)
あっしらさん、お答えありがとうございました。
リンクを貼っていただいた書込みを読んで、おっしゃることは納得できました。
フォーラムの言動が一線を越えてしまっている、冤罪活動としてきわめて危険な(もちろん厳しく否定されるべき)やり方であることを前提とした上で、それでも彼らの活動から見えてくる、この事件の闇の深さのほうに興味を持ってしまいます。
彼らによって真犯人と断定されている被害者父親の代理人弁護士が、内容証明で、「これ以上このようなことを続ければ法的措置を取る」と書いてきたのに対し、「受けて立ちましょう」といった趣旨の返事を書き、その後も代理人弁護士の実名入りのビラを撒いたりと、活動を一層エスカレートさせていることや、そうしたフォーラムに対しなんら法的措置を講じず、ビラを撒かれる前に被害者家族が転居したという事実は、そこにはやはり何か「不自然なもの」があると考えざるをえません。
念のために言っておくと、これらの事実から、私が「やはり被害者父親が真犯人なのだ」と納得したという意味ではありません。こうしたきわめて異常な事態が進行していながら、世間的には「少年A退院間近!」という煽り記事のみが氾濫していて、被害者父親のコメントがマスコミに連日報道されている中で、「フォーラム」という異常集団について触れられることが一切ない、という「不自然さ」の中にこの事件の闇を見るのです。(ちなみに私は少年Aの冤罪自体は確かだろうと思っています。)
「フォーラム」は確信犯的に名誉毀損で訴えられることを求めるような行動を取っています。否定的な形であれ何であれ広く話題にされ、自分たちが犠牲になることによって「真実」(と彼らが考えるもの)を世間に訴えたい、というある種の殉教者的な思いを抱いているのだと考えられます。しかし今のところ彼らの言動は完全黙殺という手段によって空振りしています。被害者父親側の賢明なやり方が功を奏していると言えるでしょう。
しかしなぜ「黙殺」しなければならないのか? フォーラムの行動は明らかな名誉毀損であり人権侵害なのだから、代理人弁護士が訴えれば彼らの言動を封じることは可能ではないのだろうか。まして常日頃「被害者側の人権」を力強く主張している被害者父親ですから、「こんなやり方で被害者の人権を踏みにじるけしからん輩がいる」と世間を味方につけることも容易なはずです。また、フォーラムの目論見どおり、訴えることによって彼らの存在を公にしたとしても、フォーラムの主張する「真実」が世間的に評価されることなどありえず、むしろ嫌悪の対象にしかならないのは明らかです。
そこを敢えて「逃げの一手」で切り抜けようとしている被害者父親側と、それを見越したかのような行動を続ける「フォーラム」…
その関係に何かこの事件の持つ不可解さを感じます。
※繰り返し申し上げて起きますが、私は被害者父親犯行説を肯定しているのではありません。