征伐隊事件「右翼団体立ち上げの事前宣伝」

読売新聞12月23日
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20031223it01.htm

「征伐隊」グループによる銃撃・銃弾郵送事件で、銃刀法違反などの容疑で逮捕された日本刀愛好会「刀剣友の会」会長、村上一郎容疑者（５４）が、警視庁などの合同捜査本部の調べに対し、一連の事件は「右翼団体を立ち上げる前のデモンストレーションだった」などと供述していることが２２日、わかった。

　調べに対し村上容疑者は、昨年１１月から始まった２３件の事件の前に、「右翼団体を立ち上げようと思い始めていた」と供述。一連の犯行は、この右翼団体の存在を事前に宣伝しておくための「デモンストレーションだった」などと動機面について語り始めた。

　村上容疑者は、「刀剣友の会」の懇親会や会報で北朝鮮や政治家への批判を繰り返す一方で、自分の考えに賛同する会員を同会理事などに登用。これらの会員に右翼団体への参加を呼びかけ、応じた会員に対しては、さらに「一緒にやろう」などと犯行に誘っていたという。

　右翼団体創設計画は今春から具体化し始め、団体名を「建国義勇軍」とすることに決定。これを受け、今年６月１３日のオウム真理教大阪道場銃撃までは「朝鮮征伐隊」「国賊征伐隊」としていた犯行グループ名を、６月２７日の広島県教職員組合銃撃以降は「建国義勇軍国賊征伐隊」などと名乗るようになった。

　これまでに逮捕された同会会員ら１２人の大半が、右翼団体への参加を予定していたといい、同会理事服部達哉容疑者（４０）の自宅からは、「建国義勇軍」創設計画を示唆する内容のメモも見つかった。

　また、「征伐隊」時代の昨年１１月から今年６月までの約７か

　捜査本部では、村上容疑者が、創設予定の右翼団体を誇示する目的で、同会会員らを誘いながら“テロ”を繰り返していたとみて、全容解明に向けた裏付け捜査を進めている。
(2003/12/23/03:01　読売新聞　無断転載禁止)

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• 建国義勇軍事件：５件の銃撃、すべて解明 (毎日新聞）−−−ほんまかいな？ 竹中半兵衛 2003/12/23 12:19:14 (0)

　

　

　

　

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