★阿修羅♪ 現在地 HOME > 掲示板 > 名前登録待ち板 > 968.html
 ★阿修羅♪
次へ 前へ
木村愛二氏の困ったところ(芥川龍之介「蜘蛛の糸」を通して)
http://www.asyura2.com/0311/nametoroku1/msg/968.html
投稿者 似非紳士X 日時 2004 年 8 月 18 日 01:54:22:tjOrvTZXENp.s
 

木村氏の論調でちょっと困ったところは、他を睥睨する、見下すところでしょうか。
そういった彼の文章を読むと、ふと芥川龍之介の書いた「蜘蛛の糸」を思い出すのです。
そのあらすじを以下に載せておきましたので参考までに。

911陰謀にしても、ホロコースト・ガス室にしても、シオニズムにしても、
つまりそれらを見抜けない奴はただの馬鹿にすぎない。
とくにジャーナリストに対しては「偽の友」「似非紳士」と徹底して攻撃的ですね。
そういえば、木村氏がお嫌いなホンカツもまた、大江健三郎を「似非」として徹底して
攻撃し、のちに「大江健三郎の人生」という本を出すまでに至りましたが、
結局はそれもまた同じ道理ですよね。
それで木村氏以外の人間がやっと真相に気付きはじめると、
今度は「何を今更」といった非難に出るわけです。
しかし、木村氏が真っ先に見抜くのはいいとして、
いや、木村氏よりも早く見抜いている人も世界にはいるはずですが、
だからといってそれをもって、未だ見抜けないでいる者や、
あとで見抜いた者を攻撃するというのはいかがなものでしょうか?
結局、それをずっとやっていると、誰からも見向きもされなくなってしまうのでは?
もちろんごく少数の信奉者だけいればいいのなら、それでもいいのでしょうが。
「北風と太陽」ですか、北風よりは太陽ですよね、旅人の服を脱がせるのはやっぱり。
どう人を説得させるかというのは、結局カリカリと怒ってみても、仕方ない。
その人の人間性もまた重要なファクターだと思えるのです。

【あらすじ】
お釈迦様がふと極楽の池を見やると、地獄の血の池に、
カンダタという大泥棒がいることが目にとまりました。
このカンダタという男は、過去に一度だけ善いことをしたことがありました。
足元を這っている蜘蛛を踏みつぶさずに助けてやったのです。
お釈迦様はそれを思い出すと、極楽の蜘蛛の糸を、まっすぐ地獄の底に垂れました。
さて、カンダタがふと頭を上げると、するすると糸が垂れてきます。
『これで地獄を抜け出せる。いや、極楽までも』
しっかり糸をつかむと、カンダタは何万里を上っていきました。
途中で疲れて下をふと見ると、はるか彼方に次々と上ってくる罪人の列が見えました。
こんなにぶら下がったら糸が切れてしまうかもしれない。
「これは俺の糸だ、下りろ下りろ」
その途端です、糸はプツッと切れ、カンダタもろとも真っ逆さまに落ちてしまいました。

一部始終を見ていたお釈迦様は、悲しそうな顔で、また池のふちを歩きはじめました。

 次へ  前へ

名前登録待ち板掲示板へ



フォローアップ:


 

 

 

 

  拍手はせず、拍手一覧を見る


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法
★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。