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●前庭(一般論)
general contents
■最近の話題。
★日本は、「既に」核武装している可能性がある
・・・のではないか?
日本においては、「ワッハマン」の記述のごとく、
内閣総理大臣といえども「パパ」の命令に逆らえないという事実は、
副島隆彦氏の著作「預金封鎖」が世に知られる事によって、
付属して知られるようになった。
しかし、実際の政治の流れを観ると、
私の目から観て決して国益にならない「自衛隊派遣」を現政権は強行した。
「非戦闘地域」という魔法の呪文を唱えながら、
爆風爆片吹き荒れるバグダッドに航空自衛隊を派遣するという。
サマーワの報道は嵐のようだが、本当の問題はこちらの方だ。
個人的に小沢氏が嫌いなので私は自民党に票を投じたが、
それだけに現政権の行動を私は「公約違反」だと断ずる。
問題は、このような行動の裏である。
現政権の軍事面での徹底的な弱腰は、他の分野での部分的な反撃、
たとえばBSEによる輸入制限やアザデガン油田の開発などは屈していないだけに、
「何らかの弱み」を握られているように思えてならない。
それも、相当に致命的なものではないか。
日本は、IAEAに対して「原子力の平和利用」を誓っている。
また、国連/連合国は、「敵国条項」によって日本を無条件に軍事攻撃する事ができる。
だから、日本が、核兵器を「隠し持っていた」場合、この五大核保有国は日本の敵に回る。
仮にだが、裏切り者の血を引く、日本海軍の子供である海上自衛隊が、
通常型潜水艦の魚雷発射管に核弾頭装備型の巡航ミサイルを装備していて、
当然、米軍から供与されているが、米国に無断で「盗み出した」事になっていて、
発射というか炸裂可変のコードは米軍が握っているという状態が既にあれば、
米国は日本政府が楯突こうとしたそのときに、
自分で供与しておいた核兵器を「盗み出された」と言って「敵国条項」を適用すればよい。
もちろん、この仮定では、米国は誤算を犯す可能性がある。
米国に向かないはずの巡航ミサイルの核弾頭が、
日本側に改造されて炸裂可能になっている可能性は常にある。
だが、巡航ミサイルの速度は秒速300メートル程度であり、射程も限られている。
米国側としては、日本側の「暴発」に対処するために、
日本の通常型潜水艦を簡単に捕捉し、撃沈する必要がある。
だが、日本の潜水艦は耐圧鋼板の強度が高いため、米潜より深く潜っている可能性がある。
ここで、注意すべき情報がある。
米国が、環境保護団体から「鯨を絶滅させる気か」と詰め寄られて配置を縮小した、
大型大音量海底設置型アクティブソナーは、日本近海に限って配備される事となった。
もちろん、表向きの理由は「北朝鮮などの不安定要因に対処するため」だ。
だが、このソナーの本当の目的が、日本の潜水艦の動向を捕捉し続けるためであっても、
私は驚かない。
冷戦の時代、西ドイツには核兵器が配置されていたが、
発射コードは米軍が握っていたと聞く。
そのような構造が日本になかったかどうかは、分からない。
「非核三原則」は「作らず、持たず、持ち込ませず」という原則だったはずだ。
しかし現実には、当然ながら、米艦は核兵器を持ったまま入港していた。
(日本が独自に核兵器を)作っているのかどうかも、確かに分かったものではないが、
(日本が米国に渡されて)持っていなかったのかどうか、これが最近は怪しく思える。
日本の指導部は、米国と、日本国民を騙す「共犯」関係に陥らされていたのでなかろうか。
「既に日本は核を持たされ、その事自身によって脅されていた」という仮定をおいて現在の日米関係を考えると、活路らしい活路は見いだしにくくなる。
私は、核兵器の所有を過去の問題とするだけの射程と弾速と攻撃力を持つ兵器を公然もしくは極秘裏に開発を進める他に、起死回生の手段はないと考える。
これは切実な願いである。
核兵器などという、半世紀前の骨董品に引導を渡すのだ。
update2004/03/14
http://www.geocities.co.jp/WallStreet-Bull/5615/maeniwa.html