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(回答先: マイケル・ジョーンズの大著「性的解放と政治的支配、リビドー・ドミナンディ」 [週刊日本新聞] 投稿者 乃依 日時 2004 年 1 月 24 日 02:36:30)
明治憲法も、教育勅語も西洋かぶれの俗論として、神国日本の国体死守の立場から全否定する。(岡潔、胡蘭成)
http://www.pavc.ne.jp/~ryu/
更新 平成16年01月19日12時10分
太田龍の時事寸評
平成十六年(二〇〇四年)一月十八日(日)
(第八百二十七回)
○胡蘭成、岡潔対談(昭和四十三年五月四日、奈良の岡邸にて)、
(「鳥語花香」、「風動」紙に二十回連載)。
○これは、今、日本民族有志が熟読すべき記録であるか、
その第四回(「風動」、第9号、昭和四十七年四月十五日)で、
胡蘭成先生曰く。
「ほんとうは明治憲法も間違ったものです」、と。
○それでは、「教育勅語」はどうか。
○岡潔先生は、
「教育勅語は小我が自分だと教えてしまいました。
教育勅語は、あれは人の道。仏教でいう人道。
天道にさえなっていない。」とされた。
○佛教の十界論は、
(1)佛 界
(2)菩薩界
(3)縁覚界
(4)声聞界
(5)天 界
(6)人 界
(7)修羅界
(8)畜生界
(9)餓鬼界
(10)地獄界
○この十段階で言えば、
佛教は、成佛する教えであるから、人界はその六番目。
つまり、佛のさとりから見ればずっと下。
○天道(天界)にさえ届かない。
○つまり、教育勅語は天界以上に向上すべく、日本人を教育指導する
ことはしない、と成るであろう。
○昭和四十三年の時点で、胡蘭成、岡潔の両先生は、
明治憲法否定論
教育勅語否定論
を公言して居られた。
○それでは、どのような立場で、明治憲法を否定されたのか。
○それは、明治憲法が西洋イデオロギーに毒されて居る、
との理由であろう。
○のちに、岡潔先生は、いわゆる「五箇条の御誓文」をも、
神国日本の国体を破壊するものとして告発し、弾劾される。
○この評価は全く正しい。
○しかし、岡潔先生の生前に、この主張を公然支持する日本人が、
果して、一人でも、存在したであろうか。
神国日本の国体を死守する立場から、
「五箇条の御誓文」を否定し、
「明治憲法」を否定し、
「教育勅語」を否定する。
○これは、「熊本神風連」の志向の線上に在る。
○岡潔先生が、最晩年、
「熊本神風連」に、強く共鳴されたのも、当然であろう。
○しかし、それだけではない。
○岡潔先生は、胡蘭成先生との思想的交流の中で、
西洋全否定、の立場に立たれたのである。
○まさしくここにこそ、今、
日本民族有志が学ぶべき、その核心が存在する。
(了)