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(回答先: 突然有名になったアインシュタイン(1919年5月29日:日食の観測) 投稿者 乃依 日時 2004 年 1 月 04 日 01:46:44)
http://homepage2.nifty.com/einstein/contents/relativity/contents/relativity13.html
●突然有名になったアインシュタイン(偶像の誕生)
日食の観測結果は、1919年11月に発表された。まさしく、一夜にして、アインシュタインは、世界の有名人になった。20世紀最初の「スター科学者」の誕生である。このとき、偶像としてのアインシュタインが、できあがった。「知性の化身」「親しみやすく理解しにくい賢者」
時は、1919年、第一次世界大戦が終わり、世界は混乱していた。国々は疲れ果て、ドイツ帝国は崩れ去った。そこに、アインシュタインという男が現れて、こう言ったわけである。「私は、ここに、宇宙には新しい法則があることを宣言する。」それは、歴史的瞬間だった。混沌とした世相の中で、特にそう感じられた。モーゼが、石板を持って、山から降りてきたようだった。
ドイツの学者であるアインシュタインが、フランスの大学から、学位を受けたとき、彼はすでに、学問を越えた存在となっていた。アインシュタインは、平和への希望を表すシンボルだったのだ。かつて、これほど、大衆の人気を得た科学者はいなかった。もう一人のスーパー・スター:チャップリンとの会見。チャップリン曰く「私に人気があるのは、誰でも私を理解できるからです。ところが、アインシュタインさん、あなたに人気があるのは、大衆の誰もが、あなたを理解できないからです。」
アインシュタインの回想「名声がますに連れて、私は、どんどん愚かになっていきました。もちろん、これは、実にありふれた現象で、巧みなユーモアとともに、すべてを受け入れなければなりません。チャップリンは、それが出来ていました。彼と会ったとき、私たちは、二人の名を呼ぶ群衆に囲まれました。『これは、どういう意味だろう』と彼に尋ねると、チャップリンは『意味はないのさ』と答えました。」
1920年代、妻エルザは、上昇する一方の夫の地位を大いに楽しんだ。しかし、アインシュタインは、二人の間に、きっちりとした線をひいていた。寝室は別々、書斎には立ち入らせない。そして、彼は外で、年若い女性たちとつき合っていた。
アインシュタインの回想「結婚とは、偶然の結果を長続きさせようとする、成功の見込みのない企てです。結婚はすべて危険です。」
アインシュタインは、わずらわしいことのないセックスを望んでいた。家庭でも、極力、わずらわしさを避けていた。アインシュタインは、自分の義務が最小限ですむような形で、女性を追い求めた。快楽の追求は続いたが、もちろん、物理学の研究こそが最優先だった。
アインシュタインの回想「友人のミケーレ・ベッソは、一人の女性とずっと一緒に、幸せに暮らしました。私は、2度失敗しました。それも、かなり不名誉な形で・・・。私は、人間を愛せると思いますが、男女間の個人的なつながりということになると、わからなくなってきます。私は、単独で走る装備をつけた馬のようなものです。2頭だてや集団はだめなんです。」
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