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(回答先: 太陽系外縁部に新小惑星 めい王星以来、最大 [共同] 投稿者 乃依 日時 2004 年 2 月 21 日 13:49:49)
http://www.planetary.or.jp/HotTopics/topics040225_3.htm
太陽系最大のKBOを発見
発見された最大のKBO(画面の矢印)
提供: Caltech and Chad Trujillo
(Caltech)
カリフォルニア工科大学のマイク・ブラウン博士を中心とする観測チームは20日、カリフォルニア州のパロマー天文台にある口径1.2メートルオシン・シュミット望遠鏡による観測で、太陽系で最も遠い冥王星の外側の領域を公転する直径約1400キロと推定される最大のKBO(カイパーベルト天体)を発見したと発表した。このKBOには、
2004DWの仮符合がつけられた。今後さらに詳細な観測が行われるが、観測チームによると、2004DWは1400キロメートル以上の大きさの天体である可能性があるとのことである。 2004DWは、1930年にアメリカの天文学者クライド・トンボー(1906〜1996)が冥王星を発見して以来、 太陽系で発見された最大の天体である。これまでで最大のKBOは、2002年に発見された直径1250キロメートルのクワオアー(Quaoar)である。
1992年に、冥王星の外側の領域で最初のKBO(1992QB1)が発見されたが、その後海王星以遠の領域でも次々とKBOが発見されるようになった。現在まで、少なくとも175個のKBOが確認されている。
初期に発見されたKBOの直径は250キロ程度であったが、2000年以降1000キロを上回るKBOも発見されるようになった。このほか、直径が900キロメートル程度のKBOが少なくとも2個存在すると推定されている。 KBOは、短周期彗星の誕生と関係があると考えられている。