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(回答先: 阿蘇山に噴火の恐れ 予知連、富士山は大きな変化なし 投稿者 たくげん 日時 2004 年 1 月 28 日 11:34:55)
http://kumanichi.com/news/local/main/200401/20040128000056.htm
火山噴火予知連絡会(会長・藤井敏嗣東大教授)は二十七日、気象庁で定例会を開き、一月十四日に第一火口で大規模な土砂噴出が発生した阿蘇中岳について「火山性地震の増加や湯だまり温度の上昇など、火山活動は活発化しており、今後噴石を火口外に飛ばすような噴火の可能性もある」との見解をまとめた。
予知連によると、中岳第一火口の土砂噴出に伴う降灰は、火口から東南東約八キロまで分布し、少量の新鮮なガラス片が含まれていた。十五日の観測では、火口壁に黒色の噴出物が付着。湯だまりは黒灰色に変色し、高さ約五メートルの土砂噴出が断続的に発生していた。
また昨年、地下深部に原因があると思われるわずかな膨張がGPS(衛星利用測位システム)で観測された。予知連は孤立型微動や火山性地震の増加、湯だまり温度の上昇、湯だまりの変色などの要因を挙げ、「火山活動は活発化している」としている。六段階評価による火山活動レベルは3(小規模噴火の可能性)。
富士山(山梨、静岡)の東北東山腹で昨年九月に確認された地面の陥没とごく弱い噴気はその後、温度などに大きな変化はなく、地震活動などにも異常な変化がみられないため、予知連は噴火活動に直接つながる現象ではないとの見解を示した。
一方、三宅島(東京)の火山活動は「全体としてゆっくり低下してきているが、最近一年あまりの火山ガス放出量はほぼ横ばいで、火山ガス放出は当分の間継続する可能性もある」とした。