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(回答先: <パソコン回収>3カ月間で3万台 「順調」と電子技術産業協【毎日新聞】JEITA価格以下で引き取る自主回収業者との交渉は腕次第? 投稿者 荷電粒子 日時 2004 年 1 月 28 日 01:46:34)
10月から家庭から排出されるパソコンに関し日本郵政公社のゆうパックを活用したシステムが稼動したが、市町村のごみ収集との並存の中で如何に実効性を高めるかが課題となる。
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本年10月1日から家庭から排出されるパソコンのメーカーによる回収・再資源化が開始された。当協会パソコン3R推進事業に参加する38社(10月3日現在)は、日本郵政公社と提携した家庭からのパソコン回収スキームを構築した。このスキームでは、全国20,000ヶ所以上の郵便局に排出するパソコンを持ち込むことが可能になり、過疎地や離島を含めた国内のあらゆる地域から回収をすることができる。しかも排出者宅からの戸口回収も電話一本で可能となった。一般家庭からパソコンを排出する場合には、まず各メーカーに対して、回収の申し込みと必要な場合には料金の支払を行う。これに基づいてメーカーから送られてくる専用の「エコゆうパック伝票」には、申込み時の申告に基づき必要事項が既に印字してあり、排出者は改めて送付先等を記入する必要はない。戸口回収を希望するときは、伝票に記載された集荷郵便局に電話すれば集荷される。なお、持込み、戸口回収を問わず、郵便局への引渡しの際に輸送料金などが別途必要になることはない。
10月1日以降に販売される家庭向けパソコンには「PCリサイクルマーク」が付き、このマークが付いたパソコンが排出された時にはメーカーは無償で回収することになる。また、マークの付いていない過去に販売されたパソコンや事業者向けパソコンについては、回収再資源化料金を排出時に支払うことになる。デスクトップ本体、ノートパソコン、液晶ディスプレイ、液晶ディスプレイ一体型パソコンがそれぞれ3,000円、CRTディスプレイとCRTディスプレイ一体型パソコンが4、000円というのが各メーカーから公表された回収再資源化料金である。当協会では、PCリサイクルマークを付ける家庭向けパソコンの判断基準を
1.家庭向け機種(モデル)と区分され、カタログ等に明記されていること
2.機種(モデル)区分がない場合には、O/S、構成機能等により家庭向けと判別できること
3.メーカー直販等で販売されることによって、家庭(個人)が購入すると判別できること
とし、この判断基準に基づき各メーカーが家庭向けとするパソコンを決定する。なお、当協会では各メーカーの家庭向けパソコンをホームページで公開することにしている。
パソコンメーカーや輸入販売業者には、法律上、回収・再資源化が義務付けられるが、ユーザーが自作したパソコンや倒産メーカー、事業撤退メーカーのパソコンなどについては、回収・再資源化義務を負った事業者が存在していない。これらのパソコンは原則として市町村がゴミとして収集するが、税金で補填されたゴミ収集が継続する限り、パソコンについていかなる回収スキームを構築しようとも、メーカー回収は十分に機能しない。できるだけ多くのパソコンをメーカーが回収するための一つの試みとして、東京都ではこれらのパソコンの回収を当協会が実施することとし、都内の全地域でパソコンの収集が停止されることになった。なお、この場合の回収再資源化料金は、デスクトップパソコン、ノートパソコン、液晶ディスプレイおよび液晶ディスプレイ一体型パソコンが4,000円、CRTディスプレイおよびCRTディスプレイ一体型パソコンが5,000円となっている。
http://www.iist.or.jp/wf/magazine/0210/0210_J.html