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(回答先: 題名が難しそうだったけれど、この投稿結構面白いスね。参考になりました。(^^; 投稿者 クエスチョン 日時 2004 年 1 月 16 日 08:14:36)
今晩は、皆さま。
私は丁度一年ほど前、この記事にある”アフォーダンス”についての入門書、佐々木正人著『知性はどこに生まれるか』http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061493353/qid=1074247579/sr=1-3/ref=sr_1_10_3/250-2055428-7244264を読んでいました。
>アフォーダンスは意外なところにも結びつく。ダーウィンは進化論をまとめた後,長い観察記録を著作として出した。芽生えた直後の幼根と子葉の動きや,ミミズが穴をふさぐ行動を,詳細を極める観察によって記録したのである。そこから分かるのは,生物の行動というものは,環境の多様性に対応して柔軟な振る舞いが発現したものだということである。それを何と呼ぶか。遺伝でもなく,試行錯誤でもない。単なる反射行動でもない。そして知能と呼ぶしかなくなるのである。
私がかつて”ミミズ”というハンドルネームを名乗ったのは、このダーウィンの「ミミズの研究」について書いた佐々木正人氏の『知性はどこに生まれるか』を読んだことがきっかけでした。この本を読んでミミズに「知能」としか呼びようのない何かがあることを知りました。(この能力は全ての動植物に認められるものです。)
そうしたおり、イギリスの大衆紙「サン」が、米英のイラク攻撃に反対の姿勢を示すフランスのシラク大統領を「ミミズ」と罵倒しました。私はイラク攻撃を正当化する物言いと、「ミミズ」を敵対する者に蔑称として使うことに共通する心性を感じていました。
そうしたことがあって、HNに”ミミズ”を選んだのですが、このHNには嫌悪感を覚える方がおられたようでしたので、暫くして現在の”シジミ”に改名しました。
それはともかく、この記事のなかの「1980年代に“AIブーム”がコンピュータ業界を席巻した」というのは、「第五世代コンピュータ」プロジェクトのことを言っているのでしょうか?
この国家的プロジェクトは米国から警戒の目で見られていました。
しかし、結局は大きな成果を上げないまま終了したように思います。このプロジェクトが現代の情報技術に残した遺産は何かあるのでしょうか?