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(回答先: MSの最後の砦は、多分会社などの利用だろう。 投稿者 クエスチョン 日時 2003 年 10 月 18 日 15:48:15)
クエスチョンさん、はじめまして。
> してみると、IEがこれからも覇権を握るし続けるカギは法人での利用
と言うことである。これが崩れれば意外とIEを始めとしたMS覇権の崩
壊は簡単なような気もする。過半数をもって市場支配とするなら、MSは
約4年で達成したことになる。ならば、その絶頂からの転落も転げ始めれ
ばあっという間に早い可能性もないとは言えない。
私はもう少々悲観的な観測をしています。
数年前から始まった義務教育でのパソコン教育の場は、少なくとも
公立で知る範囲で言えば、MSの世界です。
現状では、教員の新規採用も少なく(つまり若い教員が少ない)、
スキルが無い教員が多い事を考えるとその方が楽なのだと思いますが。
しかし、当たり前のようにワードで文書やHP作成、おまけにワード
アートで絵まで書いている子供を見ると、複雑な気持ちになってき
ますね。検索も学校ではMSNサーチかYAHOO KIDS等のようで、google
ぐらい教えて欲しいなどと思いました。親にその手の知識が無い場合、
パソコン=MSで育っていくわけです。そして多くの家庭が、スキルが
ある可能性が高い父親が不在なのです。
周りにスキルがある人がいない場合、大きくなってどれだけその影
響から逃れられるのか。
大人の世界でも、パソコンでも買ってみるか、という人達は、当た
り前のようにMSセットをそのまま利用してますからね。
自治体の無料のパソコン教室にしてもMSの独壇場です。
そういう意味では、戦略なのか、お金の関係なのか、詮索すれば色々
と出てきそうですが、MSの方がより広範囲の世代に対してのアプロー
チをうまくしていると認識しています。
一極状態がいいか悪いかは、別として、この点で、他の陣営はやは
り敷居の高さがあると感じていて、様々な世代の様々な人達がコン
ピューターを利用するようになった今、それが一般的なレベルに広
がるには、もっと色々なアプローチをしなければ難しいのではない
かと感じます。
たまたま、先日自治体講習でパソコンを習った方が、使い方がわか
らない時には、小学生の孫に聞くと言った話を聞きましたので、こ
こに書いたようなことを考えておりました。