現在地 HOME > 掲示板 > 雑談専用6 > 667.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
(回答先: Re: 縄文人のDNA鑑定では本州全土にアイヌの存在が確認された 投稿者 竹中半兵衛 日時 2003 年 12 月 25 日 10:44:34)
大野教授のに日本語起源の関係の本私も以前読んでます。確か共通基礎語が500といっていた記憶があり驚いたものです。短詩形の文化で、特に田植え関連の言葉が共通だとかいていましたね。驚きました。これはいずれにせよ、30年後の現在でも異端説・1人説にとどまっていますね。問題は、ドラビダ系の人々がどのように言葉と文化を日本列島に伝達したのか、その経路の説明が無いに等しいという記憶が残っていますが。
アイヌは縄文人の後裔という意味から続縄文人という言い方がされていますね。アイヌは縄文を大幅に引き継いだものの、途中で何かが介在し、独自の変容と成長を遂げていったのではないかと見ています。現在のアイヌの人は青い目ではないようですから、混血がどこかでおきて、形態的には黒目か茶色目になり、肌の色も代わり、文化も独自なものとなっていったのかもしれませんね。アイヌの文化が確立したのは13世紀ごろと一般的には認識されているようです。
竹中さんは鹿児島と山形ですから、朝廷から遠く、同化がおきにくかった地域でお育ちですから、縄文系の感受性が残っていらっしゃるのではないでしょうか。のちにレフト的な感覚に共鳴する理由が、強い平等感にあるとしたら、それは、縄文空間に属していた証左なのかもしれません。縄文ほど人間平等・万物平等といった考え方を持っていた文化グループで平和を1万5千年以上も維持したものはありませんからね。アイヌは、徹底して万物平等の考え方です。利己的差別を持ち込みません。神と人間ですら、対等なんです。
近代化日本で最も、素晴らしい時期は昭和30年代だったのかもしれません。戦前歯自由が無かったから論外ですが、戦後は思想の自由が確保され、そして、美しい日本の景色が残っていましたからね。自然があって、自由がある。これが最高です。その歴史的現場を体験されている竹中さんがうらやましいです。だからこそ悲しみが深い、喪失感が深いというのは想像できますが。
今、自然が破壊され、自由が無くなりつつあり、地獄のような世界に向かっていると思えてなりません。6世紀以後第2次大戦争終了まで思想の自由は無かった分、自然はありましたね。でも自由がないというのは、致命的で、やはり戦後の方が幸せ特に、昭和30年代は、ほんとにおっとりのんびり安全で和気あいあいしていたのではないでしょうかね。