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(回答先: Re: …SOS 投稿者 戦争屋は嫌いだ 日時 2003 年 12 月 10 日 09:59:38)
◆世界観生成の構造から
戦争屋は嫌いださん、レス有り難うございます。
男です。
……………
>私は感受性を完成して行く時代を山岳と海浜・港の放浪で過ごしたんです。ですから身体が地球の風、雨、匂い、太陽、砂塵、
>地吹雪…で精錬され染み付かされててしまっているんです。女性によって目覚めさせられてしまった人間としての感受性と同じ
>です、地球は表現が女性形ですから…。
>なぜ、こうなるのか…そう想うような感動と震撼の光景を見せてくれるのが地球です。愛していれば見せてくれます。
>震撼するような時刻に…
……………
これを、かって“絶世の美女”によってはじめて深く女性というものを教えられた少年の告白として読んでみて頂きたいのです。
へミングウェイの書く「老人と海」の中のサンチャゴが、海について独白するのを読むように。
「コペルニクス的転換」という言葉がありますね。ひと時密かにはやったんですが、これは長谷川法世という漫画家の「博多っ子
純情」の中で、はじめて女性を抱いた男に起こる言い難い衝撃・感動を語っている言葉として使われています。
これは女性には解らない事だと想います。女性が想像力で書くのも困難でしょう。
そういう男であるゆえの経験を生成する“世界経験の原基”を、男は第一の女性としての母親を通してかたどられ、子供として遊
びに出る浜辺、震撼する冬の星、森林の葉のさやぎなどを通して地球からもかたどられ、そして、はじめて抱く女性から決定的に
与えられると想っています。
もし、男に関わる女たちが媒(なかだち)として、深い感受性や美質を備えていれば、かたどられ、感受性を成長させる男はどうな
ると想われますか。これは媒として無意識に働きかける女のほうは理解できないでしょう。男は深く感謝するのみ。
そういう経験を経た男が書いた。それだけです。
私が書いた事は現実の女性に書ける視座かなあ…女性性をもって男が書いた文です。
文学的に言うと、内なるアニマの強い男が書いた文かと想います。
女性性をもって女が書いた文じゃない。
男性性をもって女が書いた文でもない。
“絶世の美女”とは、無限の暗黒かにも見える宇宙の直中に浮かぶ地球と想ってください。
この女性形の大きな星の美しさ、酷薄な中の慈しみ深さを、砂漠に、山岳に知った者は、それが蹂躙されるのを、自らの愛する者たちへの蹂躙と同じく憎むのです。
*
これでいいかなあ。
やだなー
こういう事で言い争うのはお互い馬鹿そのものになるだけだもん。
(おおっ、これが名高き“バカの壁”の相互建立か…!?)
戦争屋は嫌いださんもお気に入りらしい宮崎監督の表現する世界を通した時、彼はどうなるのかな…。彼女?。
ナウシカやサンの視座から統合されているけれど。
“Noblesse oblige”について毅然と説明し、拙文を褒めてくださった戦争屋は嫌いださんの記憶のみ(苦…爆)で生きたいです。
では、また!