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(回答先: ごく子供のように聞きたいこと [ あっしらさんへ ] 投稿者 マルハナバチ 日時 2003 年 11 月 13 日 12:58:14)
孔雀が羽のきらびやかを競うように、カラスが光り物を集めるように、
ヒトにとっても、配偶者を選び集める為に、その遺伝子の力を誇示し測る何かが必要なのであって、それがカネの本質ではないでしょうか。
繁殖力、生活力、生産力のあるものがカネを集め、メスを独占する。
さらに、遺伝子にドライブされるだけでなく、ミームマシーンでもあるヒトの特質から、カネはミームマシーンとしてのヒトの能力、個々のミームの能力を測定しうるよう進化してきました。私が下らない作品を作ったとして、それが世間に広まるミームとしての能力があれば価格がつくわけです。
ここに寄せられる、あっしらさんの文章等は強烈なミームであっても未だにカネの世界には補足されていません。こう云ったインターネットの世界がカネのパワーを消退させるのか、あるいは、かつてのヒッピー文化、ロックミュージック等の様に、進化するカネの世界に取り込まれていくのか、楽しみではあります。
この先、例えば核融合が実現し、無限のエネルギーが手に入り、ロボティクスの進化によりすべての生産が人力を必要としなくり、すべての稀少資源もそれによって再生可能になったとして、その時にカネがこの世からなくなるでしょうか?
ミームとしての増殖、変異といった本質を考えると、世界統一通貨などあり得ないような気もしますが、もしそうなるのなら多様性を失ったカネがいずれカネがパワーを失っていくこともあるのかも知れません。
いずれにしても、ヒトがカネをコントロールするのではなく、カネが自身を増殖させるべくヒトをドライブするのでしょうから、陰謀を巡らし世界をあやつる資産家と云えども、資産がちょっとでも減ればあたふたし、少しでも増やすべく血の汗を流してがんばっているだけなのでしょうけど。