現在地 HOME > 掲示板 > 雑談専用6 > 272.html ★阿修羅♪ |
|
(回答先: う〜、美味しそう。 投稿者 ぷち熟女 日時 2003 年 11 月 11 日 21:50:48)
こんばんは、ちょっと暇をつくって遊びに出ました。
他愛もないことですがお菓子の話しは気楽に喋る事ができて楽しい。
はまちさんご紹介のお菓子は、砂糖の入っていない紅茶(イランからトルコでよく見る小さなガラス器入りの…)と一緒に食べると、
口の中でほろりとほどけ、蜂蜜の濃い甘さがアーモンドの優しさと一緒に広がり、気持ちよさそうです。バラの香りが乾いた土と
空気の中にひととき艶やかな余韻を漂わせるのでしょう。
その地の女性はアーモンドの匂い、それともバラ?
こういうお菓子は、その地の蜂蜜でなくてはだめでしょうね。
蜂が酔うかのように果物売りのぶどうの周りを飛び回っていた地、乾く大地から植物が必死に水を揚げ、太陽の光に練られた香りと
濃さを持つ蜜が蜂たちによって花から集められる…、そういう地の濃い蜂蜜でなくてはいけない。
沙漠の長旅の後、イランの村の停留所の日陰で出た紅茶と蜂蜜は、再び逢いたきその地の美しい少女のよう。
そのお菓子を作るときに胡麻を使うのでしたら、皮を剥いた炒り胡麻が安く売られていますから、それを使うとよろしいでしょう。
剥き胡麻ですと皮の渋みが出ませんし素直です。皮が無いとすり胡麻としては物足りないのですが、そのお菓子には恐らく渋みは
余計な性格。でも、取り合わせるのが日本の蜂蜜では無理ですね。まず解らないけれど水飴が混ざっていて香りが弱い。そして混ぜ
物の無い本物であっても、日本の風土を反映してか水っぽい。それはそれなりに良いのだけれど。
ああ、また旅に出たくなった。
では、皆さん美味しいものを食べようね、その地を愛しながら。