現在地 HOME > 掲示板 > 雑談専用6 > 218.html ★阿修羅♪ |
|
(回答先: こんにちは 投稿者 ちゃめ爺 日時 2003 年 11 月 01 日 12:09:05)
> 横から失礼いたします、お茶を汲みましょう。
戴きます.(いつから)ちゃめ爺さんですか?おもわずほくそえんでしまいました.
> 英治さんは、十分に神秘主義的な境域から思考をつむぎ出されていると感じておりました。その質は清潔にして簡潔そして美しさを
> 持っていると想います。
いえいえ,無知と無邪気のはざまで立ちすくんでいるだけです.
> 化学者ケクレがベンゼン環の着想を得たとき、ウロボロスの象徴的ヴィジョンがあったそうですが、あれは西方のちょっとねじくれ
> た象徴体系による表出と想っています。
> はっきり言うと表現がおどろおどろしくて醜い。
例の亀の甲ですね.確かにあの図形にはなにやら魔術的なシンボリズムを感じていました.
化学が錬金術から相続したのは,単なるマテリアルに関わる個別的断片的知識のみでは
なかったのかもしれません.
(突然ですが: 仮にニューエイジを錬金術と看做したとき,我々が探しているのはその次に
来るべき化学なのではないでしょうか?でも遠すぎて,おとーちゃんもー歩けないよ〜)
> 日本人の最良の神秘性は、魑魅魍魎の百鬼夜行とか陰陽師の類にあるのではなく、画家長谷川等伯の書いた松柏図屏風のようなものかと想っています。そうですね、村上華岳も良いですね。
> 英治さんの場合、それらに連なる伝統を感じます。
お言葉はうれしいですが,私の場合はせいぜい山下清というところで...
> 多分に、この世界を去る前に『それ』をどうしても知っておきたいという切願が英治さんを捉えるのではないでしょうか。
「知りたい」という切実な欲求が(内臓されて)あることだけは自覚しています.
> その時に、普通の世界にあるものは無価値とて擲ってしまう方だろうと感じています。
結果論的に見るとそうかもしれませんね,必ずしも自発的に進んで選んだ道でもないのですが.
> 宮本武蔵が、晩年岩窟にこもって五輪書を書こうとしたように、ついには邪魔されない場にこもって…。そうなったらもう仕方がな
> い、そういう方でしょう。
ずばりなんですが,なかなかその境地までは達しません.
> そういう人は良寛、鴨長明…いっぱい居た。
昔読んだガストン・バシュラールの水の夢を想い出しました...
> アルファンドさんは大丈夫だと想っています、別の次元で新しい彷徨をされているかもしれませんけれど彼にはまだ時間がある。
彼はこの世との「付き合い方」を知ってますからね.
> ここは…不思議な男女の集まる四辻。
それぞれ手風琴などを持ち寄って...
> さ、英治さん、エンセンさん、お茶をもう一杯いかが。
それでは,例の固めのパンなぞちぎりながら.
> では、そろそろ…
おもてなし,ありがとうございました.