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笹山登生の掲示板 http://www.sasayama.or.jp/saboard/b_board.cgi#5649 から転載
鳥インフルエンザにかかった疑いのあるタイの三人についての検査結果は、今日発表されるが、これまで、鳥インフルエンザの存在を強硬に否定してきたタイ政府としては、この結果発表に際しては、結果次第で「ソフトランディング」を図ろうとの思惑もあるようだ。
WHOのSomchai Peerapakorn氏は、「タイ国政府の信頼を回復するためには、結果に対して、いかに早く対応するかだ。」と、手厳しい。
また、EUのスポークスマンは、「もし、タイ政府の正式の発表があれば、EUは、直ちに輸入禁止に踏み切る」としている。
タイ国内の消費者団体や活動家は、タイ政府のこれまでの隠蔽工作を非難し、早期の鳥インフルエンザ対策を要求している。
消費者団体の事務総長であるPravit Leesathapornvongsa氏は、
「タイ政府は、今こそ、鳥インフルエンザの存在の事実を認めるときにきた。タイ政府がその存在を認める決断が数日間でも遅くなればなるほど、国民の健康の犠牲を大にすることになる。」
という。
今回の発生の疑いのあるSuphan Buri県などでは、農民が素手で死んだ鳥をつかんだり、鳥の死体を川に捨てているという。
このことについて、関係者は、
「われわれは、これらの農民の不注意な行為を非難することは出来ない。なぜなら、タイ政府は、その鳥が鳥インフルエンザで死んだ鳥だと認めていないからだ。もし、タイ政府が、今回も、鳥インフルエンザの存在を公式に認めず、予防措置を公表しないのなら、農民や鶏肉取り扱い業者は、高度の感染の危険に晒されるであろう。」
と述べている。