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(回答先: iTV テレビジョンが、タイで二ケースの人の鳥インフルエンザを確認と報道 投稿者 転載バガボン 日時 2004 年 1 月 23 日 16:10:00)
【バンコク竹之内満】タイの鳥インフルエンザ問題で23日会見した、スダラット保健相は「感染患者2人を確認した」と発表した。同国内で鳥インフルエンザの感染例が確認されたのは初めて。感染確認を受け、農業省は加工品を含めた、鶏肉の全面輸出禁止措置を発表、タイ経済に大きな影響を与えることは必至だ。
発表によると、患者は中部スパンブリ、カンチャナブリ両県の7歳と6歳の男児。ともに容体は安定しているが、肺炎に似た症状が出て入院していたという。スパンブリは養鶏農家、カンチャナブリも養鶏場の近くの住人という。
また、男児の兄を含む他の計3人についても鳥インフルエンザ感染の疑いを持っており、検査結果を待っているという。
スダラット保健相は会見で、「鳥インフルエンザは人から人に感染しない」と平静を訴える一方、38度以上の高熱の人は病院へ治療に行く▽養鶏場に近付かない――などの注意を呼び掛けた。
東南アジアの鳥インフルエンザをめぐっては今月、ベトナムで5人の死亡が確認されたほか、カンボジアやラオスでもニワトリが大量死するケースが報告されている。域内最大級の鶏肉生産国・タイで感染が確認されたことは、昨年の新型肺炎「重症急性呼吸器症候群(SARS)」の流行に引き続き、域内各国への感染拡大や、観光など経済面での悪影響は避けられない。
[毎日新聞1月23日] ( 2004-01-23-18:40 )
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/kokusai/20040124k0000m030029001c.html