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(回答先: 米BSE、政府が対応苦慮 [日本経済新聞] 投稿者 あっしら 日時 2004 年 1 月 18 日 15:33:10)
米国でのBSE(牛海綿状脳症、狂牛病)発生を受け、検査実態などを調べるために北米を訪問していた政府調査団は19日、報告書を発表した。報告書は「(今後も)米国でBSEが発生しない保証はない」と指摘。米国の汚染状況は「(BSE発生国の)カナダと大きな相違があるとみなすのは困難」として米国産牛肉の輸入再開には慎重な判断を求めている。
報告書は米国とカナダの肉骨粉を含む飼料や家畜・畜産物が相互に流通していると指摘。カナダから米国にBSE感染牛や肉骨粉が輸出される可能性は残るとの見解を示した。他の動物の飼料として使っていた肉骨粉が牛の飼料に混ざって汚染する「交差汚染」などの可能性も否定できないとした。
政府調査団は、農水省、厚生労働省と内閣府食品安全委員会事務局の計5人。8日に出発し、米農務省、食品医薬品局の担当者と意見交換した。BSE感染牛が確認されたワシントン州とカナダのアルバータ州も訪れ、両州政府の担当者や研究者と情報交換した。 (13:13)
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20040119AT1F1900819012004.html