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(回答先: 「渡り鳥からの感染」説に専門家は否定的: 山口県の鳥インフルエンザ感染爆発で残る疑問 投稿者 【朝日新聞記事】 日時 2004 年 1 月 16 日 07:49:59)
笹山登生の掲示板 http://www.sasayama.or.jp/saboard/b_board.cgi#5632 より一部転載
農水省の食料・農業・農村政策審議会家禽疾病小委員会の喜田宏委員長が、1月15日の記者会見で、渡り鳥が国内にウイルスを持ち込んだ可能性は低いとの見方を示したのは、やや、楽観的過ぎる見解なのではないか。
世界保健機関(WHO)は1月15日、「人への感染が広がり続けると、新型のインフルエンザウイルスが出現し、世界的な感染爆発に発展する可能性が高まる」とする見解を発表、各国に強く注意を呼びかけた。
これは、鳥インフルエンザによるヴィルレント突然変異菌(virulent mutant virus )の形成(上記サイト参照)を、WHOが恐れているに他ならない。
もちろん、鳥インフルエンザが、豚などの家禽を介して、猛毒の人インフルエンザに突然変異する環境は、ベトナムなど、豚や鶏、アヒルなどが、狭い地域内で、混在密集している地域で起こるのであって、日本などの近代化され、衛生的な家禽施設内では、起こりにくい社会的な条件はあるだろうが、だからといって、日本において、鳥インフルエンザが、ヴィルレント突然変異菌に、家禽を介して突然変異しないという保証はないのである。
この問題は、単に農林水産省マターの話に終わるのでなく、鳥インフルエンザによるヴィルレント突然変異菌の形成という観点に立った、厚生労働省主体の疫学的判断が必要になってくるのだ。