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(回答先: 異常な2卵性双子が誕生、不妊治療が原因か? : 性染色体の異常混在を3組確認 投稿者 【読売新聞記事】 日時 2004 年 1 月 15 日 20:11:21)
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朝日新聞 (01/15 19:52)
http://www.asahi.com/science/update/0115/004.html
不妊治療影響か、二卵性双子が胎盤共有 国内で4組確認
体外受精などの不妊治療で、二卵性の双子が一つの胎盤を共有して誕生したケースが国内で少なくとも4組あったことがわかった。双子は性別が異なり、血液を調べると互いの性染色体が混在していた。
自然妊娠で同様の報告はこれまでなく、不妊治療の影響が指摘されている。互いの血液が混じっているため、血液型がはっきりしにくく輸血の際に混乱するなどの可能性があり、専門家は過去に同様の事例がないか点検を呼びかけている。
通常、胎盤を共有する双子は一つの受精卵が分割した一卵性で、性も同じになる。
4組は胎盤が一つなのに互いの性別が異なっており、別々の受精卵から生まれた二卵性とわかった。
血液中のリンパ球を調べたところ、男女の性染色体が混在していた。一方、皮膚の細胞の性染色体は正常で、外見や発育などに特別な異常はみられないという。
体外受精では、成功率を高めるため2、3個の受精卵を胎内に戻す。
二つの受精卵が同じ場所に着床するなどして一つの胎盤を形成、胎盤を介して血管がつながったことで血液をつくる細胞が混ざり合った可能性がある。同様の事例は昨年、米医学誌でも報告されている。
<長崎大学の新川詔夫教授(遺伝医学)の話> これまで見過ごされていただけで、ほかにも起きていることも考えられる。今後の経過をみる必要があるが、体細胞が正常で血液の細胞だけが混在しているのであれば一生問題が起きない可能性が大きい。
ただ、輸血などの検査時に医師が混乱する可能性もあり、両親へのカウンセリング、本人への告知などの課題は残る。
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