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風邪は 人類にとって 最大の恩恵
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投稿者 寅蔵 日時 2004 年 1 月 02 日 12:45:52:8X/teMCB5Xc.E
 

(回答先: 風邪の解熱剤は逆療法 投稿者 寅蔵 日時 2003 年 12 月 23 日 22:02:50)

本年もよろしくお願い致します。

カウンターがずいぶん上がっていたので、皆様のフォローのお陰だと喜んでいます。
しかし、このような掲示に興味を示し、もっと伝えたい方があまり興味がないかの
ようで、こちらの思いとはまた皆さんの反応はずいぶん異なっているものだと考え
させられました。
風邪の件でしたので、ついでにこちらも読んで頂ければと思います。
衛生学博士 松本英聖著 「食と生命」より抜粋
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   カゼは最大の恩恵

さて、この毒素の集溜(第一次浄化作用)と排泄(第二次浄化作用)を、現代医学
的に表現すると、いわゆる炎症病巣の出現である。すなわち“紅・熱・腫・痛”の
四大症状を伴う急性進行性炎症として、活発な代謝活動により集溜した毒素を融解
し、一気に体外に排泄する。これが第二次浄化作用で、いわば毒素の強制執行であ
る。

この場合、毒素の排出場所は、東洋医学的には大腸=肺=皮膚の三者が表裏陰陽の
関係になっている関係で、肺(上気道粘膜)からの場合は、いわゆるカゼとして、
発熱・発汗・咳・痰・鼻水などの姿で排泄される。
また腸粘膜の場合は腸炎(下痢)、皮膚ならば蕁麻疹や湿疹として排出される。
そして毒素の排泄が終われば、二、三日でケロリ。

したがってカゼ・下痢は実に有り難い安全弁であり、最も安全かつ迅速な毒素処理
法。まさに自然の恵みである。

したがって、これを止めることは愚の骨頂。薬毒の作用によりて生体のホメオスタ
ーシスを撹乱し、浄化力を弱めるだけ。その結果、毒素を次第に奥深く固めこむこ
とになる。圧力ナベの安全弁を作動させないわけだから、ついには爆発する。
この姿が細胞の自壊作用をともなう浄化作用――すなわち化膿性疾患であって、崩
壊した細胞は膿(白血球)として排泄、あるいは出血をともなう潰瘍性疾患の出現
となる。
この段階で二次的に細菌感染もありうるが、すでに述べたように、バクテリヤは本
来は自分の細胞や血球が崩壊して出現するもの。したがって二次的感染にしても体
内条件(体質)が悪いためであって、いわば大量の毒素を排出するために一時的に
外部から応援に来た病原体という清掃人スカベンジャーと考えたらよかろう。

ところが、人間の浅知恵――というより“病を敵”と考えるため、これを恐れて余
計なお節介をはじめた。薬づけである。
その最たるものが抗生物質だ。この抗生物質は、腸内生態系をメタメタに撹乱する
だけでなく、生体のホメオスターシスそのものに干渉する結果、第二次浄化作用が
発動されず、第一次浄化作用による毒素の固定化(退行性変性)だけが進行する。
要するに熟も出せないひ弱なからだになるわけだ。
これが動脈硬化などの組織の硬化(老化現象)を伴う慢性病にほかならない。

その最終的な浄化装置――全身の悪液質を防ぐ毒素のゴミ溜めがガンである。
ガンはワールブルグの項で話したように無酸素呼吸という変則呼吸によりて、かろ
うじて生命を維持するわけで、いうなれば虫の息き。
したがってまず熱がでない。もしガンで発熱すればしめたものだが‥‥‥‥。実際
、ガンの発熱療法もあるくらいである。
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安保氏の免疫理論は結論として、ずいぶん真実を捉えていると思います。
おそらく医学界の重鎮たちには煙たい存在でしょう。いままでは、そういう論はすべて
葬られる運命でした。しかし、今は世間も少しは賢くなったようですので、隠しきれない
とこです。
上記の論はずっと前に出た本ですが、この中で白血球と細菌の関係が逆転している
事に気が付きませんか?
これが解ると安保先生の免疫理論は完成されると思います。

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