現在地 HOME > 掲示板 > 不安と不健康7 > 286.html ★阿修羅♪ |
|
病気で炎症を起こしている部位に薬を効率的に運ぶドラッグデリバリーシステムとして利用できるナノ粒子の作製に世界で初めて成功したと、産業技術総合研究所(茨城県つくば市)と大阪大の研究グループが13日、発表した。
目に炎症を起こしたマウスに注射したところ、炎症部位だけに取り込まれることを実証した。同研究所は通常の炎症だけでなく、リウマチ、アルツハイマー病などの治療にも応用可能としている。
開発したナノ粒子は直径約100ナノメートル(ナノは10億分の1)。脂質人工膜のリポソームを利用して作り、表面に糖が鎖状につながった糖鎖を付けた。
糖鎖は炎症部位近くの血管内側だけにあるタンパク質と結び付くように作られており、ナノ粒子に薬を入れて利用すると患部に集中的に薬を運ぶことができる。
同グループは「医薬品メーカーとの共同研究を進めたい」としている。
[11月13日11時37分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031113-00000063-kyodo-soci