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大分県で強い病原性の鳥インフルエンザ(H5N1型)が発生した問題で、農水省の専門家会合は23日、大分で検出されたウイルスは山口県の養鶏場で検出されたウイルスと「近縁」だったと発表した。ウイルスの遺伝子が99%以上一致した。ただし、発生間隔が1カ月以上あり、山口から大分にウイルスが直接伝わったとはいえないとしている。同省はウイルスを媒介する野鳥の調査や、大分、山口と韓国で検出されたウイルスの遺伝子比較から、感染経路の解明を進める。
鳥インフルエンザウイルスは、遺伝子が8本に分かれている。山口と大分のウイルスは、8本とも99%以上、遺伝子の塩基配列が一致した。
世界保健機関(WHO)によると、山口と韓国で検出された鳥インフルエンザウイルスは遺伝子がよく似ており、大分のウイルスとも同系統とみられる。
専門家会合の委員を務める鳥取大農学部の大槻公一教授(獣医微生物学)は「山口と大分のウイルスは、発生源が同一の可能性がある。海外から野鳥がウイルスを直接運んだり、野鳥のふんに含まれたウイルスが人の靴などに付いて運ばれたのかもしれない。広範な調査が必要だ」と話した。【江口一】
[毎日新聞2月23日] ( 2004-02-23-20:46 )
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/shakai/20040224k0000m040082000c.html