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イッシングECB理事:世界経済見通しとユーロでコメント(3) (ブルームバーグ)
http://news.www.infoseek.co.jp/business/story.html?q=23bloombergto2629214&cat=10
(7段落目以降にユーロ動向やインフレなどのコメントを加えました)
1月23日(ブルームバーグ):欧州中央銀行(ECB)のチーフ・エコノミスト、オトマー・イッシング理事は23日、スイスのダボスでブルームバーグ・ニュースとのテレビインタビューに応じ、経済成長見通しや通貨ユーロの動向などについて以下のとおり発言した。
ユーロの動向ついて:
「ECB総裁のコメントが影響を与えているのは非常に興味深い。これは、 為替市場関係者が、全て同じ方向に、しかも同じスピードで動く必要はないとみているという事実に基づくものだ」
経済成長見通しについて:
ダボスで開かれている世界経済フォーラムの年次総会では、ムードは昨年より良い。慎重ながらも楽観的な見方を感じることができるが、高揚感があるわけではない。ただここでは自信の広がりが感じられる
ECBの経済成長見通しは、昨年12月の月報のものと変わらない
われわれは今年と来年は、内需が景気回復をけん引すると予想している
輸出について:
2つの相反する原動力がある。1つは、ユーロの上昇による価格競争力の低下だ。これは反論の余地はない。もう一方は、世界経済の基礎的条件の力強い展開で、ユーロ圏の製品に対する需要が世界的に伸びることにつながる イッシング理事は、ECBは輸出の増加が続くと予想していると述べた。
ジャンクロード・トリシェECB総裁は、われわれが無関心ではないと宣言しているし、われわれは為替レートの行き過ぎた動きは損害をもたらすものだと考えている
インフレについて:
イッシング理事は、ユーロの上昇が物価動向をさらに下押しする一因となるだろうと述べた。また、ECBはインフレ率が今年中に目安としている2%を下回ると予想していると強調した。ただ、イッシング理事は、今年に入ってから規制価格の引き上げがこうした物価動向に悪影響を与えているとも指摘した。
金利水準について: われわれは現在の金利水準は適切だと考えている
[ 2004年1月23日20時46分 ]