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(回答先: 一石二鳥のドル買い介入 [ビル・トッテン] 投稿者 なるほど 日時 2004 年 1 月 22 日 15:15:33)
財務省が、円売り・ドル買いの為替介入資金を手当てするため、外貨準備として保有する米国債5兆円分を日銀に売却したことが、日銀が22日に発表した営業毎旬報告(20日現在、貸借対照表)で裏づけられた。売却で手にした円資金の一部は、為替市場で円高が進むのを防ぐために、円売り・ドル買い介入に充てた。
日銀の資産の一部で、国債など一定期間後に売り戻す条件が付いた資産を計上する「買現先勘定」が、10日時点に比べて約4兆6150億円増えた。国内債など現先取引の減少分を調整すると、10〜20日の間に、日銀が財務省から買い取った米国債の金額は5兆円になる。
米国債売却は、介入の資金調達額が、03年度政府予算で認められた上限に達したために行った。財務省は03年度補正予算案と04年度予算案で上限の拡大を盛り込んだが、補正予算案が成立するまでのつなぎとして昨年末、日銀に10兆円を上限に米国債を買い戻し条件付きで売却することにした。【瀬尾忠義】
[毎日新聞1月22日] ( 2004-01-22-18:54 )
http://www.mainichi.co.jp/news/selection/20040123k0000m020039000c.html