＞１９２９年ＮＹで発生した大恐慌の結果、…アメリカにおける連邦政府の存在がクローズアップしてきたことは看過し得ない事実である。…ルーズベルト大統領のとったＮｅｗＤｅａｌ政策は連邦主導の経済政策であり、この時期FBI、FRBを初めとする連邦諸機関が創建され強化されているのである。まさしくアメリカにおける連邦主権の管理国家が完成したのがこの大恐慌期なのである。建国の父たちの理念、州の連合により中央集権ではないキリスト教原理主義に基づく理想郷を築くことはこの時期死んだということが言えよう。ルーズベルト大統領のとった政策は違憲判決が多数出されていることも忘れてはいけない。

そうか、世界恐慌は中央集権化の手段として行われたのか。
とすれば、さらなる中央集権化のために、もう一度世界恐慌をおこしてやろうという戦略もありそうだな。

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