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【北京=吉田忠則】中国の国家統計局は20日午前、2003年の国内総生産(GDP)が11兆6694億元(約152兆円)に達し、前年と比べて実質9.1%増加したとの速報値を発表した。9.6%の実質成長率を達成した1996年以来の高成長。政府目標の7%を大幅に上回った。ただ過剰投資が工業製品の供給過多や不動産バブルを引き起こす懸念もある。
2003年は4―6月期に新型肺炎、重症急性呼吸器症候群(SARS=サーズ)の直撃を受け成長率が6.7%にまで落ち込み、中国政府が描く成長シナリオに黄信号がともった。だが7月以降は急回復に転じ、2002年を1.1ポイント上回る高成長を確保した。2004年も7%以上の成長率を目標にする方針だ。
成長を引っ張ったのは新たなビルの建設や工場の機械設備の更新が軸となる固定資産投資。2003年1―11月の累計で約30%増えた。地方政府の開発プロジェクトなどの公共投資が後押ししたとみられる。 (11:05)
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20040120AT2M1902N20012004.html