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(回答先: ドイツGDPが0・1%減、10年ぶりマイナス成長 [読売新聞] 投稿者 あっしら 日時 2004 年 1 月 16 日 16:44:32)
内需の低迷が著しいのです。個人消費は2年連続でマイナスという第2次オイルショック以来の低迷ぶりですし、設備投資も3年連続マイナス、建設投資4年連続マイナス・・・。景気悪化で失業者が増加しており、政府支出だけがプラスという状況。
でも日本に対してクリントン政権がわめき散らしたように、”内需を拡大しろ”とは誰も言わないんですね。
ちなみにドイツには営業法というのがあって、日曜日は営業していません。ですから、今年のように祭日が週末にかかっていると、カレンダー要因からGDPを0.6%ポイント押上げます。
日曜日に店を開けると経済も成長すると思うのですが、これには与党社会民主党は支持基盤の労組が反対しているために乗り気ではありませんし、野党キリスト教民主党/民主同盟も日曜日は安息日であり、教会に行くべきとの信念から、日曜の営業解禁なんて毛頭考えていません。
不思議なのは、カトリックのイタリアやスペインの方が日曜の営業に柔軟で、特例的に一年に日数を決めて営業を認めていることです。
要は、構造改革といいながらドイツはまだまだおかしなルールをいくつも持っているので冴えないのでしょう。