現在地 HOME > 掲示板 > 国家破産32 > 776.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
1月16日(ブルームバーグ):新生銀行(旧日本長期信用銀行)は16日、東京証券取引所から株式上場の承認を得たことを受け、2月19日に上場すると発表した。リップルウッドホールディングスが率いるファンドなどが、保有する普通株式の3割、最大で4億7630万株を放出し、内外の投資家から約2000億円を調達する。
一時国有化された銀行の再上場は初めてで、外国資本により再民営化された旧大手銀行が約4年を経て新たに株式を公開する。売り出しの想定価格は1株当たり435円で、2月9日に正式決定する。発行済み普通株式の約13億8500万株で試算した時価総額は6000億円規模となる。
新生銀は、1998年10月に経営破たんした旧日本長期信用銀行を一時国有化した政府から、リップルウッドなどが普通株式を買い取り、2000年春に再民営化。シティバンクなどの経営に携わった八城政基氏を社長に招くなど、新経営陣のもとで経営再建に取り組んできた。
個人向け(リテール)業務では、他の大手行に先駆けて現金自動預払機(ATM)の時間外手数料を無料化に踏み切ったほか、法人向け業務でも不良債権の証券化など投資銀行業務にも力を入れて収益力を強化してきた。
再民営化後に劣化した資産を政府が買い取る条件の行使も手伝い、2000年3月末には1兆6000億円以上あった不良債権残高は、昨年9月末で1540億円に減少。総与信に占める割合も4.1%と、大手行などと比較して低い。経営の自由度を高めるため、4月には長期信用銀行から普通銀行に転換する予定だ。東証によると、銀行の上場としては1997年の東北銀行以来となる。
http://www.bloomberg.co.jp/news/mof.html?s=AQAeNQyJokFaQtovi