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(回答先: 中国、国有2商銀に450億ドル資本注入 [読売新聞] 投稿者 あっしら 日時 2004 年 1 月 07 日 22:03:46)
国務院の決定により、中国銀行と中国建設銀行は試験的な改革措置として、株式制への移行を進める。改革の一環として、2行は外貨準備金の注入を受けて増資を実施した。国家外匯管理局のスポークスマンが6日、同措置について解説した。
テスト行(中国銀行・中国建設銀行)への資本注入は、国の特殊政策であり、長期的な投資でもある。現在、中国の対外支払能力は非常に強いが、金融システムは盤石とは言えない。中国銀行と中国建設銀行の株式制移行や、外貨準備金を使用した資本注入を決定した国務院の施策は、国の金融リスクの解消・防止や、金融システムの健全化を目的としたもので、外貨準備金運用の役割や目標にかなう。諸外国でも、中央銀行の資金を利用して金融リスクの解消に成功した例は多い。
テスト銀行への資本注入はすでに完了した。注入分が外貨準備高から差し引かれたものの、2003年末時点の外貨準備高は4032億5千万ドルとなり、前年同期比1168億4千万ドル増で、過去最高の増加を記録した。
今回投入された資本を着実に管理するため、国務院は新会社「中央匯金投資有限責任公司」の設立を承認した。同公司の董事会と監事会は、財政部と中国人民銀行(中央銀行)、外匯管理局から派遣されたメンバーで構成される。同公司はテスト行への資本注入を行うほか、出資者としてテスト行の改革の実行状況を監督し、企業統治(コーポレートガバナンス)の改善に努める。これにより、株式資産がリターン・配当の増加により競争力を強めることを目指す。(編集KS)
「人民網日本語版」2004年1月7日
http://j.peopledaily.com.cn/2004/01/07/jp20040107_35650.html